習慣 2018/09/09

知識に貪欲になり知性を養いましょう


From:ダン・ケネディ

アメリカで独立記念日が近づいてくると、人々は花火大会や装飾を施したバイクや自動車のパレード、それに豪華なごちそうの計画を立て始めます。

そして、アメリカの国旗を彩った赤、白、青色のデザートが料理雑誌の表紙を飾るんですね。

同じ色合いのデコレーションや紙皿、ナプキン、ビーチ用品、衣料品なども量販店やスーパーなどに並びますよ。

人々は何時間もかけて計画を立てたり、招待状を作ったり、買い物をしたり、パーティーやお祭り、イベントのためにお菓子を焼いたりします。

事実、IBMの分析ソフトウェア「BIGInsight(ビッグ・インサイト)」を利用して実施された全米小売業協会の独立記念日のアンケート調査(2012年)によると、67.6パーセントのアメリカ国民がバーベキューやピクニックを主催したり参加すると回答しており、それは調査が始まって以来一番高い数字になっているんですよ。

このような食文化の広がりを見て思うことは、たくさんの人々が頭に情報をインプットすることと、食べ物を口に入れることを同じように考えているということですね。

ピクニックやバーベキューでは実際の消費量よりもさらに大量の料理が用意され、ズボンのボタンが閉まらなくなるまでたらふく食べようとする人がいます。そして同時に、一度だけ自分のお皿を盛ったらあとは食べ過ぎないように努める人もいます。

特別な行事だとすべての料理を食べたくなってしまうものですがね。

そして、みなに共通していることは「冷蔵庫が満タンならこれ以上の食料は必要ない」とか、「自分の皿を空にできないならおかわりはしない」など、食事に関して分別のある考え方をしようとすることです。

お腹がエンドレスに膨張し続けてほしくはないでしょうしね。

けれど、知性は別なのですよ。特別な行事に限らず、あなたが手に入れることができるすべての刺激を求めています。知性には7月4日のバイキングの食べ物のように、たくさんの情報を吸収する能力がありますよ。あなたはそれを選別分類しながら整理していくのです。

取り込んだ情報から十二分な価値を得ようと完全に消化したり、利用する必要はありませんよ。

価値があるのは大量に消費された情報ではなく、貴重な宝石のように「発掘される」ものですからね。(7月4日のパーティーで、すべての料理を試食して発見する新しいレシピのようにです。)

私も膨大な情報に目を通しますが、その中にほんの少しでも価値あるものを見つけられればそれで満足ですよ。

1年もたてば、その価値ある情報が毎月ニュースレターを読んでいる私の努力の成果につながることが証明されますよ。それは、驚くべき新事実である必要はありません。そのインプットは私がすでに知っていることを思い出させたくれたり、なかなか発展しないアイディアや目的を前に進めてくれたり、過去に先延ばしにしてきたことを有益に前進させたり、ネガティブで悲観的なメディアの戯言を無効にしてくれるのです。これで貴重な情報を発掘するためにした努力は報われますよね。

あなたには情報を集めていなかったり、時間をかけてしっかり処理していないことへの言い訳がありますか?(a)すべての情報には対処できません(b)情報はあっても使いこなせません。どうか、この2つよりは賢い言い訳を探して下さいよ。そして、これらはとてつもなく成功している人の考え方ではありません。

ドナルド・トランプは、毎朝5時半に起きて日刊新聞や専門的なニュースレター、本などを読んでいるそうですよ。内容はもうすでに知っていることや、ほとんど興味を引かないものが圧倒的大多数を占めていると思いますがね。

しかし、そんなことは気にしないだけの賢さが彼にはあると思います。希少な発見や未知の事柄、有益な考えを引き出すための新鮮な、異なる見解を断固として探し求めているのでしょうね。

私は幸運にも大富豪の起業家の知り合いがたくさんいます。まだ手をつけていない大量の本がありながら、さらに本を購入し、よりたくさんの情報やアイディア、インスピレーションを常に追求している人ばかりですよ。

劇作家のアーチボルト・マクリーシュは、人間とブタの唯一の違いは知性であると述べていますね。人間もブタも空腹を満たさなければならないし、しばしば食には貪欲になりすぎてしまいます。しかし、一握りの人間は規則的に、継続的に、意欲的に自分たちの知性をきちんと養っていけるのですよ。


-ダン・ケネディ


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