社長の仕事術 2018/07/01

死人を生き返らせる


From:ダン・ケネディ

「死人を生き返らせることはできない」という言葉を聞いたことがあると思います。それがつい最近、私がおこなっているマーケティングキャンペーンに死んだはずの人からレスポンスが来たのですよ。ということは、私は死人を生き返らせることができるということですね。自分でも驚いています。しかし、あなたが幸運にも私の個人的なコーチンググループの電話ミーティングに参加したならば、もっと驚くべき功績を聞けたことでしょうね。私のではなくて、彼らの功績のことですよ。

とある趣味の愛好家を対象としたメールオーダービジネスでは、途中解約ができない継続プログラムを追加販売し、1200人が購入して新たな収入源が年に20万ドル(2000万円)も増えたそうですよ。今後は100万ドル(1億円)に達する可能性もあります。

ある人の副業ビジネスでは、6ヶ月間で収益がゼロから100万ドル(1億円)になりました。

1年間で100万ドル(1億円)から270万ドル(2億7000万ドル)にまで収益を大きく伸ばした人もいます。

また、ある人は値上げ戦略を使って利益率100%、約25万ドル(2500万円)を生み出したんですよ。私たちはその電話ミーティングで、翌年に利益を100万ドル(1億円)以上にするための戦略についても話し合いました。

成功談はもっとありますよ。驚きましたか?私はそうでもないですが、メンバーによってはまだビックリしている人もいましたね。「外部の人」にはさらに信じられないことのようですしね。

独立ビジネスアドバイザーであるサド・ウィンストンのミーティングでは参加者の1人が立ち上がり、彼がロサンゼルスのイベントで経験したことを報告してくれましたよ。そのイベントへの入場料は無料だったのに出るときには約1万ドル(100万円)費やしていたと言っていました…しかし、家に帰りそこで聞いたあるひとつのアイディアを実行に移したら、彼はなんと32万ドル(3200万円)も稼ぎ出したのです。すごいと思いませんか?ほとんどの人はもちろん驚くでしょうね。ですが、本当に理解している人にとっては驚きではなく、予想通りのことなのですよ。

この電話ミーティングでは、ほかにも多くの人が驚くようなことをたくさん話していますよ。たとえば、マイク・ミゲットは彼自身の経験から学んだことを強調していましたね。すべてのことがどのように機能するのかわからなくても、まずは物事を始めてしまい、そこから生まれる混乱や乱雑さ、利益をその都度整理整頓しながら発展させていくことが大切なのだそうです。

彼はほかの人々と散らかったキッチンから生まれる「成功」についても話していましたよ。厄介な作業、不確実性や失敗ばかりのキッチンで、火が出た所から即座に対処していく方法を取るのだと比喩的に言っていましたね。

私たちが取るべく実現へのアプローチは、動き出す、積極的に動く、すべての結果については後から考える、というものですが、これはほとんどのMBA取得者を驚かせる(そして恐ろしく動揺させる)ことなのですよ。電話ミーティングに参加していたMBA保持者のスティーブン・オリバーだけは例外人物ですがね。

私のすべての財産は混乱から稼ぎ上げたもので、先がはっきり見えない中でも物事を始めたことによって得られたものです。マクスウェル・マルツの考察によると、直進するだけではどこにも到達することはないそうですよ。私も紆余曲折などちっとも恐れていません。この電話ミーティングで経験をシェアしてくれたグループのメンバーも、そのような恐れからは開放されていますね。その結果、高い収入レベルにまで一気に到達することができたのですよ。

あっぱれです!


-ダン・ケネディ

関連記事