感覚が鈍っていませんか?
From:ダン・ケネディ
この記事は自分のために書いたものなんです。読んでもらっても結構ですが、人に向けて書いたものではないのでご了承ください。(考えをまとめるために書いたものですが、このようにブログにも使えるので効果的で賢い方法かもしれませんね。)
ずっと昔ですが1年近くビジネスから離れ、競馬で生計を立てたことがありました。恐るべき頻度で通っていましたね。地方や規模が大きいニューヨーク州の競馬場などで賭けるのですが、当時は実際に出向く必要がありました。テレビやラジオ中継がない時代でしたからね。
毎週土曜日と、たまに平日にも午前中クリーブランドからニューヨークまで飛び、ベルモントやアケダクトの競馬場に移動して1500ドル(15万円)勝つまでサラブレッドに賭け、勝ったらすぐに立ち去りましたね。1レースで目標金額に達し、すぐオハイオ州の家に帰ることもありましたよ。そして、夜はノースフィールドに時間通りに行って馬車レースで同じことをやりました。
競馬ではかなり儲けましたよ。その年は5万ドル(500万円)以上を稼ぎました。1970年代初頭で、私がまだ若い頃です。でも、楽しむ余裕なんて全くありませんでしたね。負けが続いて破産すれば致命的ですし、お金と勇気がなければギャンブルもできません。
勝っても喜んだり満足することはなく、それは義務だと考えていました。競馬はお金を稼ぐための単純作業にすぎなかったのです。しかし、お金のことばかり考えて勝利を祝いもしなかったらつまらないですよね。
私は、自分をねぎらうことはしませんでした。あなたがそういうタイプの人間かどうかは知りませんが、成功や業績、勝利をただの自分の仕事として、当然のことだと思ってしまうのは簡単です。
私の場合ですが、講演をして10万ドル(1000万円)稼いだり、10万ドルでセールスライティングの契約をしたり、コーチングプログラムをクライアントのために75万ドル(7500万円)で実施する提案を受けたり、自分の本が本棚に並びベストセラーのリストに載ったり、90日間で売上がゼロから50万ドル(5000万円)になるような戦略やコピーを作ったりしています。
ある晩、自分のこういう成果はちゃんと評価するべきではないかと思い立ったのです。ビルが売上50万ドル(5000万円)を超える新商品のプロモーションを報告する数日前のことでしたね。そして、私も同じように思ったのです。おそらくこれは祝杯すべきことなのだと。
私からのアドバイスとしては、自惚れすぎはよくないが、無関心すぎるのも良くないということです。自分の成長と成果を認め、あなたの人生に関わっている人たちと勝利を祝いましょう。ほかの人の成功も認め、惜しみのない評価や称賛を与えましょう。上手くいっている時は素直に喜ぶものなのですよ。
-ダン・ケネディ