大きな視野を持とう
From: ダン・ケネディ
今日は大きな視野を持つということについて考えてみましょう。
ほとんどのビジネスマンはどのようにしてお金をかけずに新規顧客を得るかということに時間とエネルギーを無駄に費やしています。
普通郵便ではなく料金一括郵便を使ったほうが安く済む?
封筒を節約するための手紙は三つ折りにする?
無料サンプルをつけるべき?
プリンターのインクの最後の一滴まで使い切る?
このような小さな視野は小さな結果しかもたらしません。あなたにはもっと違うことに時間を費やしてほしいのです。
今までよりももっと多く、他の競合がかけているよりもっと多くの時間とお金をかけましょう。そうすれば、顧客をあっと言わせるマーケティングができるはずです。
そのためには価格を引き上げる必要があるかもしれません。高価格高マージンの新しいサービスを作り出す必要があるかもしれません。あるいは見込み客を常連にすることや、リピーターを増やす努力をしないといけないかもしれません。今までと違う顧客層を開拓するのも一つの手です。
あなたのビジネスの経済状態を変えるためにできることはたくさんすぎるほどあるのです。ですから顧客を得るためには気前よくお金をかけましょう。
それが出来た時にこそ、あなたはより大きな視野を持つことができ、大きな結果を得ることができるのです。
ここで私は経理担当者の機嫌を損なう告白をしようと思います。
私は自分の提供するビジネスや商品、サービスにかかるダイレクトメールのコストについて一度も心配したことがありません。
コストを削減しようと考えたり、切手代を節約するために重量を軽くしようなんて一度たりとも考えたことがないのです。そう、一度たりとも!
私がいつも考えているのは、どうすれば一番いい結果を得ることができるか、それだけなのです。大切なのは結果であり、コストではないのです。私が今までやってきたこと全てに価格弾力性があるのです。
私が価格やマージンを調整することは簡単です。しかし、ビジネスというもの自体が、価格弾力性を持っているものだと私は強く信じています。
もっと大きな視野を持ちましょう。それはより多くの利益だけでなく、仕事の楽しみをもたらしてくれるのです。
-ダン・ケネディ