習慣 2018/03/11

あなたは中毒症ですか?


From:ダン・ケネディ

日曜朝の「トゥデイ」で、私はある女性のインタビューを見ました(驚くほど深刻に取り上げられていましたよ)。その女性は心に負った精神的ダメージを「霊能力者への依存」によるものだと語り、タロットカードの常習的な使用を「ニコチンパッチ」への依存に例えていました。どうやらこの女性、霊能力者の元へ足繁く通ったり、頻繁に電話をかけるなどして多額の金銭をつぎ込んだようで、自らを「中毒者」と呼んでいるようなのです。

精神科医による診断でこの女性の中毒症状が正式に認められれば、社会保険庁による障害者手当の給付対象になるでしょうね。

ギャンブルに負けて一文無しになったら、その人はギャンブル中毒ですよ。

今のところ成功例は出ていませんが、ファストフードの過剰摂取は中毒症とみなされるべきとして、飲食店にその責任を問う試みも何度かなされています。

霊能力者に依存する皆さん。毎週日曜の朝と週に3晩、ジョエル・オスティーンのメガ・チャーチや、地元のカトリック教会へ通う人々のことを宗教中毒者などと呼ぶ人は誰もいませんよ。

私たちは、なんと恣意的で批判的な生き物でありましょうか?

私たちは自分の「選択」結果であるにもかかわらず、それを「中毒」だと容易く呼びすぎなんですよ。私たちは人々の無責任な行動を放置し、その結果に対して弁明の余地を与えてしまっているのです。もちろん、中には本当の中毒者がいることも十分承知しています。それでも、中毒者という言葉を抵抗なく使って、何かと言い訳ばかりする人たちが大勢いることは間違いないですよ。

シマウマはウマにはなり得ませんが、それでも、人はああだこうだと御託を並べるものです。決して自らの選択結果だとは認めず、私はこれまでに1000通りはある言い訳を聞いてきたでしょうか。

例えば「読書は苦手です」とか「読むのが遅くて」なんて言葉をよく耳にしますね。それはまるで、障害者手当の受給資格に値するほどの遺伝性ハンディキャップを抱えている、あるいは、彼らに代わって本を読んでくれる人を政府から派遣してくれ、と言わんばかりです。

失礼、それは視覚障害者の場合で、「読むのが遅い人」には該当しませんね。なんとも痛々しい言い訳ではありませんか。

こんな解決策はどうですか?もっと早く読む努力をしなさい。そうすればあなたの障害は治りますから。コースを取るなり、家庭教師を雇うなり、クラスに参加するなりすればいいのですよ。あなたの姿は、自らの選択結果を映し出したものなのですよ。

私がセミナーで使った、エデン・ライルの映画『You Pack Your Own Chute』(仮邦題『恐怖心の克服と自己責任』)の中で、彼女は人々に仕事上の最大の悩みについてインタビューをしているのですが、多くの人が時間通りに出社できないことを挙げているんですね。

皆それぞれ、職場に時間通り出勤できない「障害」を抱えていましたよ。若い頃は私も目覚まし時計のアラームが鳴っても、それを止めてそのまま寝ていたものです。しかし、私は次の方法を使ってこの問題を改善しました。まず、目覚まし時計を5つ購入し、1つずつ大きなコーヒー缶の下に置いて、ベッドから10フィート(3メートル)ずつ離してセットしたのです。5つ目は浴室にセットしました。この方法で私の遺伝性障害は見事に克服されましたよ。

言い訳をしそうになったら、自らが監視役を買って出なければいけないのです。あなたが自分の行動を大目に見たり、愚かな発言をする自分に甘んじたり、本来「・・・しないと決めたのは自分だ」と認めるべきところを、「私は・・・ではない」「私には・・・できない」などと言い訳しているのなら、自分を戒められるのは自分自身なのだと気づくべきなのです。

-ダン・ケネディ

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