目論見ハズレの研修…



From:西埜巧祐(にしのこうすけ)
@中目黒のスタバより

「東京で面白い研修があるから、参加しませんか?」

元部下から、こんな提案が来ました。正直、めんどくさ。と思った。が、その時の感覚では、「事業のペルソナの理解を、より深めることができそう」と思って、参加を決めた。顧客の理解が重要なんて、誰もが知っています。そこの努力は、怠ってはいけないわけなので、研修に参加しました。

しかし、、、見当違いだったんです。全然、思ったのと違くて、やばいと思いました。というのも、、、

完全、システムエンジニア向けの研修(じゃねーか)


結構見当違いをしていました。よーく考えてみると、事業向けというわけじゃないので、ミスったなと思いました。話に横文字(カタカナ文字)がたくさんでました。というか、スライドはもはや英語笑。

チーン

心の中で、終了の合図がなりました・・・。しかも、解説が薄いので、メソッド云々をよく理解できなかったんですよね笑。やった研修としては、サービスのデザインを一から作る、企画発案するためのプロセスを学ぶことです。

ややこしいのは、ここでいうサービスとは、システムとか、ウェブのアプリ、iPhoneのアプリのこと。だから、何もわからない^^;

講師
「じゃ、ワークを始めてください」

西埜の心の声
「終わった・・・劣等生確定だ」


そんなわけで始まったワーク


しかし不思議なことに、、、


意外とワークが進むわけです。きちんと考えてやるので、色々出て来ます。ここでやったのは、まずある1つのプロセスに対して、関係する行動やコト、モノを洗い出すコトでした。そうすると、色々出るんですよ。本当に。

さらに、その後で、お客さんの体験する工程・過程を視覚化して、感情を書いていくワークをしました。そして、お客さんの体験をよりよくしていくために、あるいは嫌だった体験を改善するためのアイディアを出す(ここが、いわゆる商品化につながる)。

やってみると、本当に色々なアイディアが出ました。ただ、これはスピーキングエンパイアの事業は関係なしです笑

ただ、思ったコト。
これは間違いなく、僕らのビジネス(あなたのビジネス)でも使える


というか、普通に僕らのビジネスで学んでいるメソッドよりも、かなり細かく、洗練されていると思いました。考えてみると、そりゃそうかとも思う。ある人から話を聞くと、アプリの市場って、すでにハリウッドの市場規模を超えているんだとか。そんなにたくさんお金が使われる市場で生まれているメソッドが、優れていないわけない。

お客さんが体験するマップの視覚化なんていうのも、素晴らしい。よく、「人がネガティブ、ポジティブな感情が起こるのは、体験を通してだ」と言う心理学の原則があります。その体験が、どのような過程で生まれているのかも知ることができます。

さらに、そのお客さんの関係しているありとあらゆることも・・・。

普段考えないことを、考えるきっかけになりました。なんとかして、自分のマーケティングやプレゼン、セールスレターを作るプロセスに入れたいと思います。


外から学ぶことは、大きな価値がある


「私のビジネスは違うから」


という意見や見方って、本当に多いんですよね。でも、それを言うたびに、僕はチャンスを逃していると思うんです。もし、僕が喰わず嫌いで「システムエンジニア向けの研修でしょ」と言って、研修を受けなかったら、こんな学びはなかったと思います。


学ぶのは他業種から。と世界的な権威ですら言います。それを実感した研修でした。正直、夜の6時から10時までの研修だったので、本当に行くか迷ったんですが、受けてよかったです。


−西埜巧祐

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