レントゲンに騙されてはいけない



From:西埜巧祐(にしのこうすけ)

@横浜のスタバより・・・


歯医者の先生

「レントゲンに写らない虫歯もあるんですよ。実際に見ないと、こればかりはわからないんですよね」


え、マジで!?と思った。というのも、今までの歯科医で見てもらった時、だいたいレントゲンで「この白くなっている部分が虫歯ですねー」という風に言われていたからだ(確か、白くなっているところが虫歯。もしかしたら透明になっている方か・・・まぁどうでもいい)。


今回、治療のために銀歯をかえることにしたんですね。その銀歯を取り除いた時、結構深い虫歯があったんです。レントゲンでは異常なかったのに、なぜ?それを聞いた時に、実際に見ないとわからない虫歯もある。ということだったんです。


おいおい。今までの歯医者は何だったんだ・・・


と、思った。レントゲンで「はい。ここ虫歯」みたいな感じで言われていたので、すっかり信用しきってた。でも、どうやらずさんだったようだ。そこの銀歯については、結構悪い感じになっていた。削り方もセオリーに則っていなかったらしい。


その結果、虫歯ができてしまっていたようだ。銀歯を被せているのに、その下が虫歯になっているケースもあるんだから、怖いなと思った。逆にその歯医者さんは、見つけて、正しい処置をしてくれました。だから、本当に助かりました。


「実際に見ないとわからない」


これは、歯科医でもあるんだなと思いました。僕らスピーカーでもそうだと思ったんです。例えば、スピーチやプレゼン前に、どんなに準備をしたとしても、結局お客さんって会わないとわからないじゃないですか。


実際に、顔を見て、雰囲気を感じないと、わからないですよね。パソコンや紙の資料を見たとしても、結論肌感覚が強いんじゃないかと思うわけです。あるスピーカーは、事前にたくさん準備をして、お客さんの前に立った時は、その準備を全て捨てて、目の前のお客さんにフォーカスを当てると言っていました。正しいと思います。


実際に見ないとわからない。そして、見れるからこそ、プレゼンの価値があると思うんですよね。目の前の人に合わせて、調整できること。言い方を少し変えられること。そして、反応が見れること(これがでかい)。実際に見れるからこその価値ではないでしょうか。


結局、満足度も紙やパソコン上ではわかりません。実際にお客さんとの話の中で、声のトーンや大きさや目を見て、感じられると思います。


よくある話でいうと、プレゼンで受けているか受けていないかの判断で、身を乗り出しているか、そうではないか。それを見れるのは、実際の会うこと。見ることですよね。


実際に見れること。そして合わせられること。だからプレゼンで高額商品が売れる


ということです。目の前の人に合わせて、微妙にセールストークを調整できる。その感覚的な部分があるからこそ、高額商品を売ることができるのだと思います。また1つ付け加えるならば、それらの感覚的な部分を、型にしたものを持っておくことも、高額商品を売るポイントになるでしょう。


僕らスピーカー、プレゼンターは、実際にお客さんの反応を見ることができます。これは大きなメリットであり、チャンスです。1つ1つの反応を逃さないようにしましょう。その中の1つが、大きな結果につながっているのかもしれませんから。


ー西埜巧祐

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