戦略 2018/06/04

競馬で売上はあがる


From:西埜巧祐
@心斎橋のスタバより・・・

「だから、みんなで馬券を買おう!」

そんなわけない笑。間違っても馬券を買うなんてしてはいけない。ただ、競馬のプロモーションを見ると、ほぼ確実に売上をあげるヒントを見つけられるでしょう。

というのも、最近競馬のCMを見たんですね。そこで、僕は深い反省をすることになりました。「お前、未だにその間違いをするか!!」って自分で自分に蹴りを入れたくなるほど・・・です。


どんな間違い?


僕は、あるテーマの商品を作ることになりました。詳しくは言えないのですが、いわゆる生産性や時間管理、仕事術系だったんですね。このテーマの商品、売れないと思っていたんです。だから、フォーカスを違う場所にしようと、していたんです。

なぜなら、あなたが学んでいるのはマーケティングやセールスライティング。誰もこういう系の商品は見ないと思ったんです。かくいう僕だってそうです。だから、売れない。そう思っていました・・・。

ですが、それが大きな間違いだったのです。でかい、でかすぎる間違いだったんです。なぜなら、、、


あるマーケターは、それを見事に売っていたから…。


メールをチェックしていたら、あるマーケターが、生産性の商品を売っていました。同じく時間管理系です。見ていたら、僕が欲しくなったんですね。無駄に欲しくなりました。買うか?買わないか?かなり悩んだんですが、あることに気づいたんですね。

「この人が売っている商品、俺が売れないと思っていた商品じゃないか?」

・・・。まじか。なんで、こんなに欲しくさせたんだろう?と思って調べました。そうしたら、ここに重要なヒントがあったのです。


時間管理、仕事術、生産性upを売っていないから


そう。彼のコンテンツは、時間管理や仕事術、生産性up系でした。僕はそれを売れないと思っていました。でも、彼は違う形で売っていたんですね。それらを売っていなかったんです。彼が売っていたのは、

「自由」

を売っていたんです。時間が増えたら、何ができるか?家族の時間を増やせる。旅する時間を増やせる。趣味の時間を増やせる。トレーニングができる。子供と遊ぶ時間を増やせる・・・。

自由を売っていたんです。しまった!これがあった!ということに気づいたんです。なんてことはありません。セールスライティングやマーケティングの、超超超基本的なことに気づいたんです。


モノを売ってはいけない。ベネフィットを売る。です。


僕は、時間管理や仕事術、生産性upを売ろうとしていました。でも、それではダメです。それを学んだ結果、何が得られるか?何が変わるのか?を売るべきだったのです。そこに僕は気づけていませんでした。

このコンテンツを学べば、余暇の時間が増えます。そこで何をするにしても、自由でしょう。子供と遊ぶのもそうでしょう。なんていうことか。超基本的なことに、気づいたのです。我ながら悲しくなりました。


バカヤロウ!


って、自分に蹴りを入れたくなりました。はぁ。、、こんなことがあるのか。そんなこと、最初で気づけよ。って言いたくなります。気づいただけマシにしたいと思います。

よくよく考えるとこの市場もでかい。世に何冊の本が出ているのか…。このトレーニングだけでも、世界的な会社がある・・・。僕は宝の山を自ら逃そうとしていたのです。


競馬だってそう


競馬は、1万を賭けて、それが紙切れになることがあります。でも、逆に100万になって返ってくることもあります(確率はめっちゃ低いけど)。競馬で何が売られているか?もうおわかりですよね。お金を失うことは、競馬では広告しません。

競馬で広告されるのは、馬に賭けて、その馬が勝つか?というエキサイティングな体験です。その楽しさを売っているわけです。決してお金を失うであろうポイントを広告したりはしませんよね。

宝くじだってそうです。宝くじなんて、夢を売っていますからね。そして、一等だったらいくらになるという夢を売っているわけです。

決して、競馬そのもの。宝くじそのものを売っているわけじゃないのです。そうではなく、その体験を通して感じるものを売っているわけです。

競馬の売り方から、学べるものは多いです。僕と同じ間違いを犯さないようにしてください。ものを売ってはいけません。ベネフィットを売るのです。

ー西埜巧祐

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