戦略 2018/04/16

痛いツボと小さい変化


From:西埜巧祐
@心斎橋のスタバより・・・

「いててててて!
 いでデデデで!!!」

今、体のツボを押されています…普段押されない場所なので、痛さがすごい…何のツボかというと、筋肉を緩めるツボです。筋肉が固まっていると、不自然な動作をしたり、無駄に緊張したり、呼吸もしづらくなるんだとか。

緩めることで、正しい姿勢や正しい動作、呼吸もしやすくなる…ということで、ツボを押してもらって、緩めている真っ最中です。

少し面白いなと思うことがあったんです。それは何かというと、僕が普段やっている筋トレです。


筋トレをただするんじゃなくて・・・


トレーナー
『筋トレはただするのは良くないんですよね。こういう筋肉を緩めてから、筋トレをした方が、効果は高まりますよ」

朝起きて、すぐに筋トレをする僕にとって、これは新しい気づきでもありました。筋トレしている時点で、まぁ筋肉ってつくんだろうな。と思ったのですが、そうでもないようです。ちゃんと筋肉を緩めてからやる方が、効果が高いんだとか。

もちろんほんの一手間、10分ほど時間がかかるのですが、そのあとの効果を考えたら、やるべきでしょう。早速明日からやろうと思います。

ちなみに、呼吸も同じみたいです。小胸筋を緩めたりすることで、今よりも呼吸がしやすくなるんだとか・・・。これもほんの一手間。なるほどね。。。書きながら気づいたのですが、ほんの一手間をかけることで、よくなることってたくさんありますよね。

Small changes that Big Change
小さい変更が、大きな変化をもたらす

です。たとえば、、、


昔の病院であった大きな損失を止めた、小さい変更


ある病院で、大きな損失を出していることがありました。それは何かというと、『予約をしたのに患者が来ない』というものです。これは非常に厄介なもので、ある国では年間1400億円くらいの損失があったのです。恐ろしいですよね。きっとあなたも何か人と会うビジネスをしているとしたら、、、
(たとえばコンサルティングとか、コーチングとか)

予約したのに人が現れないことで、大きな損をすることもあるでしょう。というのも、その時間まるまるドブに捨てているようなものだからです。

では、病院はどうやってこの問題を解決したか?どうやったかというと「予約内容の復唱を、患者にさせる」というものです。

「じゃ、6月2日の15時に予約をお取りしました。お手数ですが、復唱をしていただけないでしょうか」

と言って、患者さんに復唱させたのだ。その結果どうなったかというと、3%の改善が見られた。3%と言って侮るなかれ。先ほどの金額に当てはめれば、42億円の改善になる…。

こういうすっぽかしの例でいうと、診察日時を受付の人が入れるのではなく、お客さんに入れてもらうことで、18%改善した・・・という例もあります。

このように、ちょっとした変更を入れることで、大きな変化を出すことだってできるわけです。


ちょっとした手間だけど、やると大きな変化がある


マーケティングやセールス、何にでもこういうことはあります。ちょっとした一手間をかけることは、未来の売上を大きくすることにつながることもあります。ともすれば、、、

今よりも、ちょっとした一手間をかけて何かをしてみるのは、良いかもしれませんよね。何をしますか?

ー西埜巧祐

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