世界一難しい売上up法
From:西埜巧祐
@六本木のスタバより・・・
こんな簡単な方法で売上をあげるのは、ありかな?でも、やるのは難しいのかな?少し矛盾じみた方法を発見しました。あなたも知っておいて損はないはずです。その方法は何かというと、、、
カンタンにすること
あなたの商品を買うのを簡単にする。
あなたの商品を知ることを簡単にする。
あなたの商品を使うことを簡単にする。
あなたのビジネスにおいて、あらゆるものを簡単にすることが、売上をあげる方法です。実際に、それでうまくいっている会社は、沢山あります。海外の事例ですが、フォードという車会社の事例です。
昔々、ある車点検はどうだったか・・・?
当時、フォードの自動車には、1つの車あたり、1万8000ほどの点検箇所があった。そして、それぞれ点検のタイミングが違ったのだ。例えば、あなたが2月1日に車を買ったとしよう。そうしたら、、、
6月1日に部品A
6月12日に部品B
6月18日に部品C
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さらには、走行距離ごとに、点検箇所も出てくる。
5123㎞ごとに、部品D、、、など。恐ろしい。車を持った人は、その点検箇所をきちんと見てもらわなければいけない。これは、車を売っている人からすると、正しいお知らせになります。なぜなら、細かくそれぞれの部品の点検タイミングを教えてくれているのですから。
でも、問題がありました。何かと言うと、、、
フォードの自動車修理工場の稼働率はたった4割
工場だって維持費がかかります。普通のビジネスと違って、とても高いです。人件費だってそうです。それなのに関わらず、フォードは稼働率がたった40%だったのです。
「これはやばい」
そう思ったフォードの経営陣。自分たちの市場で、あることに気づきました。
「あれ?ホンダは同じ車を売っているのに、工場の稼働率が高いぞ・・・」
そう。ホンダの修理工場、点検の稼働率がフォードに比べて圧倒的に高かったのです。これはおかしいと思ったフォードは、リサーチをしました。そうしたら、ホンダとフォードに決定的な違いがあったのです。それは、、、
点検タイミングがシンプルだった
・走行距離が___キロになったら、点検に出してください。
と、部品ごとではなく、走行距離ごとの点検を推奨していたのだ。細かい点検項目は一切なし。走行距離ごとに、一括して部品の点検を行なっていたのだ。この方法のメリットは、お客さんにとって理解が簡単になりますよね。
いちいち、部品ごとの点検期日なんて、誰も覚えられません。18000個のパーツの名称なんて、覚えられるわけもないですよね。「覚えろ」と言われただけで、ゾッとします。
フォードはこれに習いました。彼らも同じように走行距離ごとに点検をするようにしたのです。つまり、「パック」にしたのです。
今まで部品ごとで複雑だったものを、走行距離のパックにすることで、簡単にしたのです。そうしたら、、、工場がフル稼働するようになったのです。
簡単にすること
こういう例は、他にもあるんじゃないでしょうか。例えばマクドナルドの「セット」もそうですよね。色々なセットがありますが、あれを1つ頼むだけで、ドリンクとポテトとハンバーガーが手に入るわけです。あのメニューがあるだけで、普通のバーガーを頼むよりも単価が上がるのは間違いありません。
大会社がしていることですが、私たちにも使えるマーケティングのテクニックが、あるわけです。
あなたの商品を買うことが、難しくなってしまっていませんか?使うことが難しくなってしまっていませんか?理解するのが難しくなってしまっていませんか?
もし思い当たる節があるのなら、、、そこを簡単にすることで、売上はあがるかもしれません。お客さんもより集まるようになるかもしれません。成果が出る人が増えるかもしれません。
ぜひ、試してみてください。実践することに、損は一切ないはずです・・・
ー【ザ・レスポンス】西埜巧祐
PS
ただ、物事を簡単にすることは、複雑にするよりも難しいのは明らかです。でも、考える価値はありますよね。
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