マネジメント 2017/11/02

トホホな米国出張(T T


From:西埜巧祐

@米国,クリーブランドのホテルより…

*この記事では、学びに繋がることは1%くらいです。ちょっとしたトラブルに巻き込まれた話なので、悪しからずお読みください。

最悪の出張だ。

実は今、アメリカのクリーブランドに来ています。もしかしたら、これを読む頃には、藤岡か、山田の記事でも紹介されているかもしれません。ダン・ケネディのサミットに参加しています。大ファンな私としては、楽しみにしていた出張なのですが、、、

最悪の出張になりました。こんな最悪の出張は過去例がありません。こんな長旅で、こんな時間かかって、こんな悲惨な目はもう二度とやめて欲しい。何が最悪だった?もう出張が始まる前からだ。が、、、決定打は出発当日のことだ・・・

実は、ESTA(ビザみたいなやつ)の承認を更新し忘れていて、出国できなかったのだ・・・・


ESTAを取り忘れた・・・


これに気づいたのは、大阪でチェックインしていた時のこと。今回は8人で参加する予定。メンバーと飛行機のチェックインをしていた時、

ANAのお姉さん
「ESTAの申請はおすみですか?」

と聞かれた。で、一応画面で確認をしたら、、、「ESTAの期限がきれていた」ということがわかりました。

ええ、、、、

これはやばい。まず、大阪から東京に移動するので、その間に申請を済ませました。東京に行っている間に、申請が降りればいいな・・・と思っていたのですが、そう簡単ではなかったのです。

ESTAの質問項目に答えて、終わらせました。東京で乗り継ぎの飛行機に入る前に、ANAのカウンターで確認。そうしたら、綺麗めなお姉さんが困った顔をしています。そんな顔を見たら、結論は見え見え。「どうですか?」と心配そうに聞いたら、申し訳なさそうに、こう返されました

ANAのお姉さん
「ESTAのステータスが、変わっていません。というか、申請されましたか?」

西埜
「え?いや、しましたけど・・・?」

ANAのお姉さん
「こちらで確認したところ、申請した痕跡すらありません」

西埜
「え?いや、したんですけど・・・?」

ANAのお姉さん
「パスポートで検索しているんですけど、出ないんです」

西埜
「え?いや、したんですけど・・・?」

と、ずっと同じ回答が続く・・・。刻一刻と迫る時間。「やばい、、、このままだと絶対に飛行機に乗れない。そもそもESTAの承認がなんで降りひんねん?時間かかるからシャーないか?いや、どうでもいい。

そんな心の不毛なやりとりを経て、時間を見ました。

西埜の時計
「10時15分(飛行機の離陸時間は10時50分)」

ANAのお姉さん
「とりあえず、ESTAの申請が降りないと、出国できません。荷物だけ降ろさせていただきます」

西埜
「はい、、、」

ANAのお姉さん
「もう一度、申請していただけますか?」

西埜
「はい、、、」

ということで、予定通りの出国はできなかったのです。全てが真っ暗。メンバーにも「無理でした」と一言伝え、先に行ってもらいました。これを伝えた時、小川や山田、他のメンバーにどういじられるのか、恐怖を感じていましたら、それどころじゃありません。


東京でボッチを体験


というわけで、ボッチです。しかも、今回は場所がクリーブランドだったんですね。直行便が一切通っていない場所なんです。なので、乗り継ぎは絶対に必要なのです。早めに航空券は用意しました。乗り継ぎがあまりないものを。。。

チケットがダメになったので、0から取り直しです。これもまた面倒。さらに当日は風邪で体調は絶不調。どれだけ神様は俺をいじめんねんと、頭が痛くなっていました。これは風邪のせいですが。

荷物が来るまで、とりあえず一休みしようと、ANAカウンターの近くの椅子に座っていました。そうしましたら、ANAのお姉さんが話しかけにきました。なんだろう?と思って聞いたら

ANAのお姉さん
「西埜さま、多分ESTAの公式サイトから申請をされていないと思われます」

西埜
「はい?(もうこれ以上、面倒なことはやめてほしい)」

ANAのお姉さん
「おそらく、代行サイトから申請されています」

西埜
「ええ、、、、、」

そこでわかったことが、ESTAは代行サイトがあって、そこから申し込みをしていたのです。これ、検索してみるとわかるのですが、すごいわかりづらいです。とりあえず早く申請せなあかんと焦っている僕は、違いがわかりませんでした。

ANAのお姉さん
「代行サイトから申請をされている場合、まずはその代行サイトの申請を取り下げてもらわないといけません。というのも、今ここで西埜様が申請を公式サイトからしても、代行サイトが後から申請すると、代行サイトの申請が優先されます。

せっかく降りた申請も、また承認申請中に戻り、結果としては許可が降りなくなってしまうのです」

西埜
「、、、なるほど」

もうめんどくさいの極みでした。じゃ、申し込みフォームがわかりづらい代行サイトのメールフォーム(電話はない)から、申請を取り下げて、そこからまた公式サイトで長い質問を答えて、申請をするということです。ここでグダグダ言ってもしょうがありません。当日は飛行機に乗れないことが確定したので、代行のキャンセル連絡をしました。

もちろん、そんな簡単に連絡は帰ってきません。一度、羽田を離れました。今日は乗れないことが確定しているので、品川のホテルをとりました。そこで、代行サイトからの返事を待ち、ESTAの申請をすることにしたのです。

幸い、すぐに代行サイトからの連絡は来ました(すぐと言っても、夜の7時くらい)。なので、ESTAの申請を公式サイトからしました。やった人はお分かりだと思うのですが、これもまたとても長いので、めんどくさいです。最終的に終わり、14ドル払えと言われたので、払いました・・・


え、、、14ドル?


え、安くね?と思いました。なぜ、疑問に思ったかというと、代行サイトでは代行手数料がかかっていて、7、8000円くらいだったんです。

西埜
「ええ、、、、」

返金はされましたが、この価格差にはびっくりしました。ESTAの申請が降りたので、次の日の飛行機の便を必死に探し、なんとか便を確保できました。でも、この時点で私の力はつきました。なぜなら、風邪をひいていたからです。


しかも台風まで来ているっていう・・・


「これ、明日本当に飛ぶん?大丈夫?」

不安になりながら、寝ました。もう寝る以外の選択肢はありません。何って、とにかく疲れて、頭が痛かったので・・・。

次の日、眠い目をこすって起きたら、案の定欠便がちらほらと・・・。そして僕の便も30分遅れる始末。ハァ。。。人生は厳しい。そう思いながら、時間まで羽田で過ごし、飛び立ちました。

飛行機の悲惨な状況は割愛しますが、乗り継ぎの空港について、1時間のコネクションをなんとかやり過ごし、クリーブランドに着きました。もうここまでくれば、なんとかなるだろう・・・。と思い、思考は停止です。

近くのお兄さんに「Taxi?」と聞かれたので「Yes」と答えて、タクシーを呼んでもらうことに。そして、ホテルまでもう少し、、、あともう少しでみんなに会える・・・。この苦渋から解放される・・・。

そして、ホテルに着いた

西埜
「やったーーーーーーついた!」

タクシーの運転手
「よかったなお兄ちゃん。
 はい70ドルね」

西埜
「ええ、、、!
 高くね?」

とまぁ、こんなもんか。と思って支払いました。7000円。高いなぁ。。。うん?と思って、uberを調べました。そうしたら、2000円か3000円で来れることがわかった・・・。


おいおい。ぼったくりじゃねーか


海外なので、そんなサービスが良いわけじゃない。

ホテルに入り、みんなと再会。言葉も出ず、チェックインを済ませて速攻就寝しました。その後、私は事あるたびに

Someone
「でも、ESTAを忘れた西埜は・・・」

という感じで、いじられたのは、言うまでもありません。こうやって、僕の海外出張はようやくスタートしたのです。風邪も完全回復ではありません。さぁ、どうなるのやら・・・。

教訓?スタートには必要な最低条件は確認しておこうと言うことじゃないでしょうか。十分条件ではなくていいのですが、最低限これは必要。と言うものは何にでもあります。なので、必要最低条件のチェックを確認して、スピード重視で実行しましょう。

特に、旅行には必要です。皆さんも、ESTA(ビザ)の申請は忘れずに・・・。

ー西埜巧祐


PS
来週からは、きちんと学べたこと書きます。DKとかなり密接に話を聞く機会もあり、面白いことも書けると思います。学びも多かったので、お楽しみに。

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