習慣 2018/06/25

スタバでオススメの仕事習慣


From:西埜巧祐
@心斎橋のスタバより・・・

もしあなたがスタバで仕事をしているなら、オススメしたいことがあります。もし仮に、スタバじゃなくても、仕事場でやってみてほしいです。きっと、すごい良い効果があります。それは何かというと、、、


座っている席を変えること


朝の8時にスタバにいました。毎日行っていれば、何かしらの”定位置”的なものができますよね。その定位置が、取られていたんです。しゃーない。じゃぁ他の席を探すか・・・と思って、普段座らない席に座りました。そこは自分の定位置が見える席です。そこに座った瞬間、景色が変わって見えました。

その席は、僕が入ったスタバのお店全体が見渡せる場所なので、いつもよりも広く感じます。不思議な感覚です。定位置で仕事をしている自分が、こういう風に見えるのか・・・というのも感じました。

なんてことはないのですが、普段自分が見ている視点が変わること。あるいは普段の自分の視点を知ることに、価値を感じた瞬間でもあったのです。


パラダイム


ものの見方のことを、パラダイムと言います。人は見え方によって感じることも違うのです。僕が知っている限り、有名な話はスティーブンコヴィー博士の「7つの習慣」のエピソードでしょう。

電車で、ある男の子が泣いていました。隣にお父さんもいたのですが、「静かにしなさい」とか言うこともなく、あやすこともしていません。男の子は泣くどころか泣き叫んでいました。

「流石にないだろう・・・」

そう思った1人の乗客が、「すみません。少し、うるさくないですか?」とお父さんに話しかけたところ、申し訳なさそうに

お父さん
「あ、、、すみません。すぐに静かにさせます」

乗客
「何があったんですか?」

お父さん
「実は、、、母親がついさっき亡くなったんです」

この瞬間、乗客のパラダイムは大きく変わりました。


見方が変わると、全てが変わる


何も知らなければ、ただのうるさい子供だったのでしょう。でも、事情を聞けば母親思いの優しい子供です。見方の違いというのは、人に大きな変化を与えます。これは、仕事にも、マーケティングにも、セールスライティングでも、同じことが言えます。

今までと同じ視点では、同じ思考しかできません。同じ思考しかできなければ、同じ行動しかできません。同じ行動しかできなければ、同じ結果しか出ません・・・。

だからこそ、あえて普段慣れている席でなく、違う席で仕事をするのです。「今までと違う視点で仕事をしましょう」なんて言いますが、それは場所を変えるのが手っ取り早いです。

海外なんか行くのもそうでしょう。あえて1週間くらいバケーションに行くのもありです。普段自分がしないことをしてみてもいいでしょう。慣れないスポーツをするのもいいでしょう。

視点を変える努力をすると言うことです。なぜなら…


今、あなたが「こうしなきゃいけない」と思っているものは幻想…


ということです。それに気づくためにも、普段とは違う視点で仕事をしてみるのも良いかもしれません。どうすればいいか? 普段とは違う席で、仕事をしてみてください…。それだけです。

ー西埜巧祐


PS
昔、コーチングを習っていた時のこと。すごいなぁと思ったことが1つあります。何かと言うと、どうしようもなく喧嘩している2人の話があったんですね。どちらも嫌い。絶対にお互い仕事をしたくない。と言うケースです。

こんな状態になったら、もう2人を離すしかありません。でも、あるコーチは、この2人の状態を回復させました。どうやったかと言うと、お互いを、お互いが持つ視点でみさせたのです。2人とも状況は違います。Aさんは家族持ちで、転職してきた人。Bさんは独身で、会社に勤めている歴が長い。積み上げてきた知識、スキル、経歴も違います。

お互いが、お互いの視点で見るようになった瞬間、「あ、この人は、ここを大切にしていたのか」と理解し、中乗りしました。サクッと書いていますが、それくらいサクッと解決させたのです。視点を変える重要性、お分かりですよね?

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