習慣 2018/08/07

お母さんはいつ死ぬの?


From:山田光彦

「お母さんとお父さんはいつ死ぬの?」

これは、うちの次男・将真(しょうま)が母親に言った言葉。

最近、セミの抜け殻を集めるというなんとも気持ち悪い趣味をはじめているのですが、、、セミが道端で死んでいるのを見て、生き物は死ぬということをわかりはじめたようなんです。

なので、自分が大人になったら、僕や嫁、おじいちゃん・おばあちゃんは死んでしまう。それはいつなんだ、、、ということが気になって、聞いたみたいです。

うちの長男も少し前にお風呂で「死ぬのはイヤだ、、、コワイ・・・」と言っていたようなんです。僕も小さい頃、同じことを言っていたらしく「遺伝ってすごいなー」と。もしかすると、超よくあることなのかもしれないですが。


なぜ、人は死ぬのか?


そういうこともあってか、僕は昔「人はなんで死ぬのか?」ということを少し調べたことがあるんです。確定的なことは言えないようなのですが、僕がすごく納得した話で「人(生き物)は進化の過程で、死を発明し採用した」といったものがありました。

というのも、アメーバとか単細胞生物は基本、寿命がないようなんです。不老不死的な感じですね。なので、生き物は多細胞生物に進化していく過程で、死・寿命というシステムを発明して取り入れた。その結果、前の世代が死ぬことで次の世代へスムーズに移行することができるので、環境の変化に素早く適応できる、という話です。

めちゃくちゃドライに言ってしまうと、前の世代がずっと生きていると、食べ物とかの取り合いになるので、死んでもらった方が、次の世代としてはやりやすい的な感じです。

なので、人類という種族が絶滅する可能性を減らすために、人個人の死というのものが仕組みとして取り入れられた、と。

※専門ではないので、間違いがあるかもしれませんがご了承ください

実際、生き物が絶滅した理由No.1は、環境の変化です。地球の環境が大きく変わるたびに、たくさんの生き物が絶滅してきました。なので、環境の変化に素早く適応するというのは、生き物にとってめちゃくちゃ重要な要素ということは間違いありません。

ちなみに、生き物が絶滅した理由2位は強力なライバルの出現、3位は人間です。人間やばいな。。。(※引用:書籍:わけあって絶滅しました)


ビジネスも環境に適応したものが生き残る


ビジネスの話も動物の生態系になぞらえられることがよくありますが、ビジネスでも生き物でも環境に素早く適応したものが強いということは間違いありません。

たとえば、昔、今のように家の近くにコンビニなどがないとき、豊富な品揃えがあるカタログ通販で成功していたシアーズローバックという会社がありました。ですが、自動車や高速道路が普及してきた頃に、業績が伸び悩んできたのです。そこで、シアーズ・ローバックはカタログ通販から「郊外の巨大駐車場付きの大規模店舗」に切り替え、お店に用意した豊富な品揃えの中から選んでもらうように大きく方針転換。そうすることで、大きく成長しました。そして、インターネットが普及してきたことで、品揃えのいい店は勢いを失い、その代わりにAmazonなどが大きく成長しています。

他にも、同じような例はたくさんあります。30年ほど前に、本を買おうと思ったら、町の小さな本屋さんに行って買うのが普通だったでしょう。友達の両親が経営しているような本屋さんですね。ですが、それから10年もした頃には、ジュンク堂や紀伊国屋といった大型書店で買うのことが一般的になってきました。たくさんの本が置いてあるので便利ですから。でも今は、Amazonが大型書店を潰してしまう勢いですよね。(ホンマ、Amazonヤバイな)


環境の変化が激しい時代の生き残り方


インターネットが登場したこともあって、本当に環境の変化のスピードが速くなってきています。ということは、僕たちはその環境の変化に、より素早く合わせていかないといけない、ということになります。

実際、中小企業白書にも、新しい事業活動をやっている会社であればあるほど、会社が成長しているというデータも載っています。


※左にいけばいくほど、新しいことに積極的な会社

なので、もしあなたが、、、

・最近、新しいことって、何かやったかな?

・去年と同じ仕事をばかりをしている気がする…

と思ったら、要注意!

そろそろ新しいことに取り組まないといけない、サインかも知れません。もうすぐお盆ですので、少し時間をとって、今年どんな新しいことをやればいいか?考えてみてもいいかもしれませんよ。


ー山田光彦


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