人は同じ事を_回聞かないといけない
From:小川忠洋
西宮のプライベートオフィスより、、
「いったい何回、同じ間違いするんだ!」
「何度、同じことを言ったらわかるんだ!」
部下をもっているとこういうストレスはつきもの。
なんで同じミスを何度も何度もくり返すのか!って
イラつくことってありますよね?
今日はそのバカな問題を真剣に考えてみましょうか。
「一体、何回同じこと言えば分かるのか!?」
その答えは、
8回以上です(笑)
というのも、最近の研究で分かったことは、
『平均的な人はキチンと話を聞くようになるまで、
同じ事を8回、聞かないといけない』ということ。
つまり、情報や知識ってのは1回発信しただけでは、
相手は何も受け取っておらず、何度も何度も、形を変えて
相手に聞かせることで、ついに相手の頭が「聴く」ようになる。
なので同じことを1回や2回言っただけで相手があなたの話を
しっかり聞いて理解して、間違いもなくなるって考えは、、、
甘い!甘い!
そんな簡単に人間が変わったら、
誰だって苦労はしないっつーの。
ちょっと余談だけど、同じような悩みを
子育て中のママも抱えている。
「遊んだら部屋を片付けなさい!」
と、1回や2回言ったくらいで、行動が変わったら
子育ても、楽勝ってもの。
とはいえ、これって言葉にするのは簡単だが、
実践するのは、決して簡単じゃない。
何回も同じ事、聞かれたり、何回も同じ間違いされると
イラッと来るのが人間だからね…でも、まぁ、それは要するに教える側の
忍耐力がないってだけの話かもしれない…
なので形を変えて、事例を変えて、例え話を変えて、
同じ事を何度も何度も言わなきゃいけない…
何度も何度もくり返し伝えることで、
始めてあなたの伝えたいことは相手に伝わる。
覚えて置こう。
『平均的な人はキチンと話を聞くようになるまで、
同じ事を8回、聞かないといけない』
次に部下が同じ間違いをしたら、
「何回、言わせるんだ!」とイラつくのではなく、
「自分は何回しか言ってないな」と考えると良いかもしれない。
てか、それだけで、ストレスはかなり緩和される。
あなたも試してみては?
ーおがわ