富とお金 2018/06/29

積極的絶望のススメ


From:北岡秀紀

通帳の残高が減るとめちゃくちゃ仕事、頑張りますよね。

で、頑張ってる最中は「もうこんなに追い詰められるのはイヤだ。次、儲かった時はペース落とさずに頑張るぞ」と考えるのですが…
残高が増えてくると結局、なんとなくペースを緩めてしまう。

まだ大丈夫とタカをくくっているうちに残高が危険水域に…
で、頑張る。

このループにハマっていませんか?
私はそうでした(キッパリ)
私のクライアントでもこの通帳残高問題に悩んでいる人は割と多いです。

これにはいくつか対処法があります。
まずひとつは普段使いの通帳にお金を入れない、ということ。

残高を見て頑張るor頑張らないが決まっているわけですから、普段見る通帳にお金を入れておかなければいいんです。

実際には他の通帳に入っているわけなんですが…いつも見る通帳だけ残高を減らすだけで意外と解決してしまいます。


リアルな数字に絶望してみる


もちろん解決しないという社長もいます。
また一時的には解決するけれど、途中で元に戻ってしまう社長も多いです。

そのときのために、もうひとつ強力な対処法があります。

それは…本当にお金がいくら必要なのかを考える、ということ。
あなたが理想の人生を送るために必要な金額を考えます。

・それは理想の毎日の暮らしに必要な金額
・引退したあとも同じだけの生活を営むだけの貯金
・スタッフがモラル高く働けるだけの給料
・(少なくともあなたが会社を引退するまで)継続させるための投資

2時間くらいかけてこの数字を考えます。
これくらいかけて考えて、全てに必要なお金を考えると、いくら売り上げる必要があるのかがわかります。

この数字を見ると…多くの社長が絶望します。
(会社の継続、スタッフを無視して、社長自身の理想の現在と未来を得るための役員報酬だけを切り取っても多くの社長は絶望しますが(笑))

でも、この絶望は大切です。
目の前の通帳の残高だけで一喜一憂している場合じゃない、と気づくことができるからです。

2時間もあれば「本当に必要な金額」は出せます。
考えるのはとても面倒ですが、一度は見ておくべき現実です。

もしあなたが通帳残高に左右されているなら、そして、そうでなくても、ぜひ一度お試しください。


-北岡秀紀


追伸


それでも動けないサボり癖MAXな方もいます。
(それが私です。)

もちろんそれにも対処法があります。

長くなりますから別に譲りますが…
要するに、自分のモチベーションに関係なく動かざるを得ない仕組みを作ることです。

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