本当にやりたいことを見つける方法
From:北岡秀紀
「本当にやりたいことがわからない」
そんな風に悩んでいる人がとても多いです。
これから起業したいという人は大抵この言葉を発します。
また、一方でそんな状態から真逆の会社が順調に成長してお金も時間もある社長も同じ言葉を言います。
こういう悩みに対して、自己啓発のセミナーなんかでエラい先生方は「目標やミッションを作れ」みたいな話をします。
…が、ほとんどの場合、作っただけで何も変わりません。
そりゃ、そうです。
自分の内側から出てきたものではないですから。
結局、どこかで見たような借り物の目標やミッションを書いてしまうのです。
他の人の理念やミッションと自分のそれを取り替えられても、ほとんどの人が気づかないでしょう。
自分の欲求抑えていませんか?
なんでこんなことになるのか?
答えはシンプル。
自分の欲求を抑えるクセがついているから。
家族のため、従業員のため、お客さんのため、社会の常識…
そんなことを理由に自分の「本当にやりたいこと」をやっていないのではないでしょうか?
世の中の「こうあるべき」に縛られて「本当にやりたいこと」を抑えるクセがついていたら、いきなり本当に欲しい目標やミッションなんて出てくるわけがありません。
「だから、欲求を解放しましょう!」と言ってもそれは難しいでしょう。
欲求に気づくには?
でも、徐々になら可能です。
「やりたい!」と思ったことを我慢せずやってみるところからはじめてください。
お腹いっぱいになったら食事を残す…
疲れたら電車をではなくてタクシーに乗る…
昼間からお酒を飲んでみる…
こんな簡単なところからで構いません。
普段の自分ならタブーにしているけれど、頭によぎったことをやってみてください。
結果、自分がやっていいという範囲が広がります。
広がったら広がるだけ「やりたいこと」をやっていきます。
そして、「やりたいこと」をやっていくというクセをつけていきます。
結果、「やりたいこと」をやっていい、という許可を自分に出せるようになっていきます。
やったその日に成果が出るものではありません。
3ヶ月、半年、下手をすれば1年、2年かかるかもしれません。
しかし、着実に本当にやりたいことが見つかります。
ぜひお試しを。
-北岡秀紀