習慣 2018/05/25

アメフト部の問題、他人事だと思ってない?


From:北岡秀紀

アメフトの問題、かなり盛り上がっていますね。
大抵の方がニュースを見て「この監督は…」なんて、せんべい食べながら批評しているようですが…

我々、社長としては危機感をもってこの事件、見た方がいいと思います。

だって、よく考えてください。
アメフトってなんだかんだいって日本ではマイナー競技です。
そんなマイナー競技で起こった問題が、どういうキッカケか全国区のワイドショーにまで流れる。
この時点で異常事態です。

と考えれば、ビジネスの世界でマイナーで目立たない我々だって、何かの問題をきっかけに全国区の問題になる可能性はゼロではないわけです。
実際、今までであればアルバイトのタチの悪いいたずらで済まされていたものが、ネットで拡散されて大問題になっているものは数知れず。
他人事と考えるのは大間違いだってことがわかります。

実際、以前友人の会社がたった一人のクレームから、訴訟問題にまで発展し1000万円近くのお金と貴重な時間と浪費したことがありました。


ポイントは、初動


では、今回の大学がなんでこんなに大問題になっているかというと…
多くの人が指摘するように大学側の初動がまずかったから、というのは大きな要因でしょう。

前述した友人の会社でもそう。
「こちらは悪くない」とクレームの相手をバッサリ切ってしまったところからはじまりました。

責任が部分的にでもあるのなら、責任部分を明確にして謝罪することが必要です。
多くの場合、責任がゼロということはまずないでしょう。
なので、徹底的に謝ることです。

日本の場合、アメリカと違って謝罪したから賠償責任が発生するというものでもありません。
(ちなみに、アメリカで弁護士をやっている方によると最近はアメリカも状況が変わって来ているそうですが。)
だから、徹底的に謝る。

もちろんこちら側にも言い分があるのはわかります。
でも、それを通して問題が大きくなるより、言い分は通らないけれど問題が終わった方がよくないですか?
その言い分があなたのビジネスの存続に関わるものであれば、通すべき場合もありますが。
そんなことは稀でしょう。


謝れない本当の理由


こうやって聞けば、当たり前のことと思います。
でも、こと自分が当事者になると謝ることができません。

なぜなら、ほとんどの場合、
謝ること=賠償責任を負うことに対する不安
謝ること=自分のプライドを捨てるという恐怖
などが含まれるからです。

でも、前述した通り、日本においては謝ることと賠償には関連性はありません。

そして、謝ってもプライドを捨てることにもなりません。
そもそも問題とあなたの人格には関連はありません。
さらに、あえて不遜な言い方をしますが、相手の気がすむなら謝ってあげたらいいという考え方の方が、よほどプライドが高いように思いませんか?

付け加えれば、適切なタイミングで謝るのを避けて大問題になった場合、本当にプライドをボロボロにされてしまいます。
それは今回の監督を含め謝罪会見に失敗した人たちを見ればわかりますよね。

こういう(ある意味の)ケンカでは事実だけでなく感情が絡みます。
それはこちらだけでなく、向こうや第三者も。
だからこそ、こちら側は一度深呼吸して冷静に対処したいものです。

でないと、会社が一発で吹き飛ぶこともあり得ますから。

-北岡秀紀

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