社長の仕事術 2018/01/10

この情報を無視しては成功しない?


From:リッチ・シェフレン

経済学者のポール・クルーグマンは、かつてこう語りました。

「生産性が全てではない。しかし長い目で見れば、生産性が全てと言っても過言ではない。」


これを理解するのに博士号は必要ありません。成功するか否かは、生産性にかかっています。適切な行動をとることにフォーカスすることによってのみ、結果を出すことができます。


ほとんどの起業家は、あらゆるテクノロジーがもたらす情報の波によって絶えず気が散らされる状態であるため、集中力を伴った行動が取れていない、あるいは取りたくても取れない状態です。

あなたが実行したいと望むことについてはすべて、よく調べ計画を立ててください。多くの行動を起こすことに集中しないかぎり、史上最高の立派な包括的で傑出した計画をもってしても、何の結果も得られないでしょう。思う存分、マルチタスクをやってください。


ですが、現状から少しでも前進することにつながるような1つのことに的を絞って全力を傾けないかぎり、まったく前進することはないでしょう。


あなたの前進を妨げているのは、「より多くの情報を得たい」という誘惑と、テクノロジーによって次から次へともたらされる注意散漫なのです!

情報に関しては、絞り込んだほうが実際には多くを得られます。


しかし、、、

あなたが絶対に、何があっても無視してはいけない主要な情報のカテゴリーが1つあるのです。

その情報に関してだけは、あなたはできる限りすべてを収集しなくてはいけません。その情報について学ばなくてはいけません。詳細に吟味しなくてはいけません。実際、望んで取り入れるべき情報があるとしたら、この情報に他なりません!

ですが、ここで本題に入る前に、少しだけ話を脱線させてください。


あなたが行動を起こさないもう一つの理由


私の以前の記事について、何人かが同じようなコメントを書いてくれました。

それはFワード、と言っても、あの有名なFワードではなく、「Fear(恐れ)」のことです。これについては、ここで詳しく書くつもりはありません。恐れについては、今までに相当詳しく書いてきました。(過去記事を検索すれば、たくさん出てくるはずです。)

ここでは、重要なポイントのみをお伝えします。

恐れを言い訳にすることは間違っています。あなたが行動を起こすときに直面する恐れとは、実際には恐れではありません。恐れとは、明らかに実在する現実の危機に対する反応です。あなたが森の中を歩いていて、子熊を連れた母熊に出くわしたときに感じる感覚、それが恐れです!

重要な事に集中して行動を起こすというときに、あなたが感じている感覚とは、、、

恐れではなく、不安です!
不安とは、実在しないものに対して感じる恐れのことです。
(少し時間をとって考えてみてください)


それは生命を脅かすような危険ではありません。ただ単に失敗するのではないかという不安なのです。また、失敗したら世間があなたについて何と言うだろうかという不安なのです。

つまり、あなた自身のことではないのです!あなたは失敗していないのです。


失敗というのは、あなたがとった行動にのみ関連していることです。(もしあなたが何の行動もとらなければ、失敗することもありえません。そうですよね?)


成功とか失敗とかは、ただあなたがとった行動に関してのみ言えることなのです!これは、さきほどの本題につながってきます。あなたが無視してはいけない、成否を左右するカギとなる情報とは、、、


あなたの行動(特に失敗)から学ぶことです!


あなたの行動の結果は、関係ありません。あなたが努力して行動したことから学んだことは、絶対に無視してはいけないものなのです。

特に、初めてやってみたことがうまくいかなかったとき(つまり、失敗したとき)こそ、そこから何を学ぶかが重要です。


本日はここまでです。次回はこれらを踏まえた上で、さらに、失敗から学ぶこと、これこそがあなたのビジネスの成否を分けることになるほど重要である9つの理由について具体的にお教えします。

その理由を知ることが、あなたの生産性を上げるのに非常に役に立つはずだからです。


大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン

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