静かで、自分だけの時間を持つことによる効果




From:リー・ミルティア


「全ての人間の悲劇は独りで

部屋にじっとしていられないことだ。」

これは、フランスの有名な科学者、

ブレーズ・パスカルの言葉です。


騒々しい世の中にあって、私たちは、

騒々しい音楽、サイレンの音、工事の騒音、

他人のおしゃべりといったものからの

攻撃を受けています。


私たちは部屋に入ると必ずと言っていいほど、

テレビ、ラジオ、パソコンなどの電源を入れます。

一日に一度どころか一週間に一度でさえ、

ほとんどの人が静かな時間を取れずにいます。


精神論などを教えている人は、

人は知恵を求めて静かな場所に行く必要がある

という意見に同意する傾向があります。


皆さんが心の静かな場所に行って

外界の騒音をシャットアウトした時こそが、

新たな可能性やチャンス、それに問題解決の新たな糸口が

最も見つかりやすい時なのです。


静寂の時はあなたにライフエネルギーを満たしてくれます。

もっと自分の人生に静かな時間を必要としてください。

静かな時間を作って、そのための時間を取るようにしてください。


あなたは何もしなくても平気でいられる人間ですか?

それとも常に何かをしなくてはいられない人間ですか?

私たちの人生は果てしない仕事と

ノンストップの活動で埋め尽くされてきています。


こういう状態が続けば、必ず疲れ果ててしまいます。

私はクライアントに対し、彼らのスケジュールを変更して、

一週間に一日だけ日程を取り、その日は電話にも出ず、


仕事も一切せず、リラックスとレジャーと

静かな時間と家族との時間を

楽しむようにとアドバイスしています。

これは何も目新しいアイデアではありません。


これは、一週間のうち一日は休息し、

体の疲れをとり、神に祈り、瞑想し、

家族と一緒に過ごし、一切仕事をしないで過ごすという、

昔からある、安息日なのです。


 今ではこの習慣も忘れ去られています。

土曜や日曜を休息に充てていた人も、

今では、ショッピングをしたり、家事をしたり、

何かを支払いに行ったり、ビジネスをしたりして、

休息を取らなくなりました。


皆さんは一週間のうちの一日を休息にあてるのは、

当然の権利だとは思いませんか?


クライアントによると、古くからの伝統に従って

日曜を休息にあてるようにしたら

クライアントにサービスを提供する時に、

意欲、エネルギー、そして能率が向上したのが、

すぐにわかったそうです。


彼は不動産会社をやっていて、

この業界で日曜日に休むことはありえないそうです。

彼の上司は週末に仕事をしなければ、

絶対にビジネスは成り立たないと言いました。


するとケリーは自分のクライアントに、

こう説明したそうです。


自分はお客様に最高のサービスをしたいと思っており、

日曜を家族との時間として取るようにすれば、

神様は必ず彼を助けてくれると信じている、と。


彼は自分の信心深さで子顧客を魅了し、

すぐに自分の会社を立ち上げ、

日曜日は家族と過ごすために取っておくことを

スローガンにした広告を作りました。


彼の会社の従業員は家族との時間を

とてもありがたがりました。

彼の会社は街でトップクラスの業績を上げています。


皆さんも、クライアントが

皆さんの時間を尊重するように仕向けて、

自分の望み通りのビジネスを行い、

ケリーのような成功を経験することができるのです。


自分の時間の使い方を考え直すのに

早いも遅いもありません!


覚えていますか、何よりも先に来るのは

「自分の望みを実現させるにあたり、

自分のリソースと時間をフルに

活用するためにはどうすればいいか?」

という質問です。


リー・ミルティア

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