誰だってセールスパーソン!




From:リー・ミルティア


先日私はあるカクテルパーティーに出席し、

医者や弁護士、CPAなど様々なプロたちに会いました。


そこで驚いたのは、こうした人たちの中に

「起業家」や「セールスパーソン」と呼ばれると

気分を害する人がいたことです。


成功は自分に貼るレッテル次第で決まります。

深い思い込みのせいで

ビジネスパーソンとして自分が持っている力を

間違って判断することがあります。


「セールスパーソン」と呼ばれたくない

「プロ」は自分の可能性を狭めています。


自分の市場を狭めているだけでなく、

ビジネスの結果にも犠牲を払っているのです。


考え方が大きな収益の可能性を摘み取り、

大きなチャンスを逃しているのです。


仕事に調和と品格を与え、売り上げを伸ばし、

クライアントとの関係を向上させ、

満足感と収入に貢献する――


マーケティングはこのように考えましょう。

こうした新しい考え方が、

ウィンウィンの関係を生み出すのです。


セールスやセールスパーソンに対する

ネガティブな印象が世間の多くの人に刷り込まれています。

でもセールスパーソンがいない生活が想像できますか?


自分が使う製品やサービスを自分でリサーチするとなったら

どれだけ多くの時間やエネルギー、

そしてコストがかかることでしょう。


日常生活で必要なものを手に入れるために

情報を集めアシストするセールスパーソンがいなかったら

人生や社会はまったく変わってしまいます!


求められ必要とされるものを入手するサポートをしていることを

セールスパーソンは誇りに思うべきです。

セールスは世界で最も大切な仕事の一つです。


とは言え、現代では売り方を知っているだけでは不十分です。

180度違う視点から人生や顧客を見る能力を身につけるべきです。

現代は、イメージよりも品質、

ブランドよりも本質的な価値が尊ばれる時代です。


顧客は自問しています。これは本物かしら?品質はどう?

良いサービスとは何だろう?信頼できる人は誰?


セールスパーソンである自分に対するネガティブな思いや

セールスについての古臭い考えは捨てましょう。


現代の消費者は賢く、用心深く、鋭い選択眼を持ち、

人に流されない考え方を持っています。


そうした顧客を前にして、あなたは優れた能力、

誠実さ、高い倫理観を持つ努力をしなければいけません。

競争相手から抜きん出た人物になるのです。


セールスは単なる売買取引ではなく、

人間関係を築く方法だと捉えてください。


『ニッチ・セース―飽和状態のマーケットで

顧客を見つける方法』の著者、

故ウィリアム・ブルックスはこう言っています。


「現代の飽和状態のマーケットでは

従来のセールス哲学のほとんどが時代遅れである。

セールスの将来は、考え方が柔軟で

革新的なセールスパーソンや企業にかかっている」


調和と品格を持って仕事をすれば、売り上げが増え、

顧客や消費者との関係が向上し、

セールスのプロとしての自分にも大きな満足が得られます。


あなたの販売ツールに品性を加えれば

サービス能力とセールスする喜びを

向上させることができます。


自分はどう販売ビジネスを捉えているのか?

肯定的なのか否定的なのか。

自分に質問してみてください。


もしも答えが肯定的なら、

あなたは正しい方向に進んでいます!

否定的なら、その考えを変えるために

相当な努力をしなければなりません。


誰もがセールスパーソンなのです。

どんな肩書きや職業であれ、

成功したことがある人は優秀なセールスパーソンです。


知識、才能、能力、経験、見解、信念、価値、そして熱意を

日々セールスしているのですから。


自分がどんな気持ちでセールスをしているのか

注目してみてください。

否定的な気持ちだったら要注意。

あなたは大きな代償を払っていますよ。


がんばりましょう

リー・ミルティア

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