申し出を断るのは辛いけれど。


From:リー・ミルティア

私は先日、大切な取引相手の申し出を断り、

あるベンチャービジネスへの参加から撤退しなければなりませんでした。

というのも、私の時間と能力を活かしても、彼らにとって最大の利益を生むことができなかったからです。

今こうしてこの体験を皆さんと共有しているのは、プライベートにおいても仕事においても、これがあなたにも関わりのあることだと言えるからです。

これは私たち一人一人が時間に誠実であることについてです。


今になって振り返ると、このプロジェクトを紹介されたその瞬間から、私には難しく、相応しい仕事ではないと感じていました。

私は直感的にネガティブな反応を持ったのですが、愚かにも参加するという返事をしてしまったのです。


これは私たちかなり多くの人が認めることだと思いますが、私たちは他人から頼まれたことをします

他人から好かれたくてそれをやったり、相手が自分の知らない何かを知っているのではないかと思って引き受けたりします。

だから私たちは首を縦に振り、十分にふさわしい願望や背景のないことに自分の時間や資源を巻き込むのです。


人生やビジネスにおいて、私は自分をマーケティングする新しい方法や新しい学習レベルを進んで開拓する人間です。

しかし、たとえ紙の上では魅力的に聞こえたり見えたりしたとしても、

心のコンパスが長期的な成功のために行くべきだと指し示す方向と合わないプロジェクトを私たちに申し出る人はいます。


私たちは必ず、自分自身の直感と時間への誠実さを考慮に入れなければいけません。

自分の直感を無視してこのプロジェクトへの参加を承諾したことで、私は当初、自分自身を尊重していませんでした。

始める前からネガティブな感触がしていることから、良いものが生まれるはずがありません。

私が無視した警告の赤旗について話しをしましょう。私は普段からこのことについて人に教えていますが、私は皆さんと同じくらい罪深かったのです。


私は初め、ひどく心配しながらそのプロジェクトに取り掛かったのですが、私のスタッフから時間がどんどん奪われていることに気付きました。

そのスタッフは実質上の私の本業となっている、より重要で収益性のあるコアなビジネスプロジェクトのために必要なスタッフたちでした。


私は考える限りの誠実な努力をましたし、大きな結果も出しました。

しかし、その他の関係者までコントロールすることは私にはできませんでした。

何の成長も収益も見られないまま4か月が過ぎ、私はついにマーケティングやリーダーシップに関する懸念を口に出しました。

その後、最初の発起人が私にプロジェクトが成功するようにリーダーシップを取ってほしいと言ってきました。

突然私は自分の胸に手を当て聞きました。「いったい何が起こったの?」

私は参加していくらか貢献するように頼まれただけなのに、突然リーダーを任され、大きな利益が上がることを期待されていたのです。

今では、適切なタイミングとエネルギーとお金が背景にあれば、このプロジェクトが上手くいく可能性を否定しません。

しかし私の本当の過ちは、情熱がないばかりか、自分の核となる顧客を対象としていないプロジェクトに関わろうとしていたことなのです。

-リー・ミルティア



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