今こそ心構えを変えましょう




From:リー・ミルティア


職業や肩書が何であれ、

成功したことがある人は優秀なセールスパーソンです。


私たちは自分の才能、能力、経験、見解、

信念、価値、そして熱意を日々セールスしています。

先生がセールスしているのは、勉強と知識のメリット。


科学者がセールスしているのは、

研究資金を調達するためのアイディア。


子どもには、教育や生産的で良識ある市民となる

メリットがセールスされています。


私たちが何かを発言したり、

ものを書く時には自分の考えをセールスしています。


企業がマーケティングを行う時は

経験や可能性をセールスしています。


私たちは、会話や交渉の場では自分の考え方を、

社交の場やデートでは自分の良い面を、

職場では自分の時間とエネルギーをセールスしているのです。


どんな職業であっても、

私たちは何らかの形でセールスしています。


このセールススキルは、現実世界で生き残るために欠かせないもの。

意識していようがいまいが、誰もがセールスパーソンなのです。

売り込みに熱意をなくした起業家にこれまで大勢出会いました。


話を聞いてみると、彼らが世間が持つセールスの

否定的なイメージに影響を受けていることが分かりました。


覚えていますか?

頭の中で認めたことが現実を見る見方となるのです。


残念なことですが、ビジネスやセールスに携わる人たちを

メディアは色眼鏡で報道しがちです。


さあ、セールスをするたびにこうした否定的な見方、

そして、セールスパーソンに対する世間の見方を変えていきましょう。


私たち一人一人が自分に対する認識を改革し、

人とのかかわり方を向上させればできるはずです。


自分に誇りを持っていれば、自分自身がもっと

豊かになって、人のためにもっと貢献できるのです。

これこそ私たちがビジネスをしている理由です。


自分の職業に敬意と誇りを持たない限り、

決して良いセールスはできません。

セールスの大切さを認識し、自分の価値をきちんと認識しましょう。


セールスパーソンは、人や企業の幸福のために、

生きる力や知識、製品、そしてサービスを提供しているのです。


今、この場で自分に問いかけてみましょう。

「あなたは自分の仕事が好きですか?」

もし答えがNOなら、さらにこう自問して下さい。


「自分は仕事のどの部分に重点を置いているだろうか?」

「ネガティブなセルフトークをしてしまう時には、

それが自分のためになっているだろうか?」


集中して意識すれば、意識した対象は大きく成長します。

これからの三週間、あなたへの課題があります。


それは嫌なことに意識を向けるのではなく、

好きなことに意識を向けること。

そして、あなた自身の心構えを変えてください。

そうすれば将来の結果も変わるはずです。


マーシャ・サイネターは著書

『やりたいことをすればお金が入ってくる』の中で

「自分の仕事を愛さず抵抗してしまう人が多い。

 しかしそれは誰のためにもならない」と言っています


誰にでもやりたくない雑用や負いたくない責任があります。

そんな時の対抗手段は、今どんな仕事をしているとしても、

それを自分が責任を持って選択し、打ち込むことです。

やる価値のあることには全力を傾ける価値があるのです。


まずはセールスパーソンである自分に対する見方を変え、

今の仕事に100パーセント集中してください。


そうすれば自分で選択した仕事だという

責任と自覚を持つことができます。


あなたがセールス業なら、一生懸命、

そして明確な目的を持って取り組んでください。


最後に、次の質問を自分にしてみましょう。

・セールスに対するあなたのセルフトークは?

・セールスパーソンをどう思っている?

・過去に自分のセールスを自らダメにしたことはあった?

・セールスパーソンのお手本は誰?

・どうすればセールスに対する考え方を変えられる?

・自分の心構えを良い方向へ転換できたら

もっとセールスを楽しめると思う?


がんばりましょう

リー・ミルティア

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