魔法の薬を売る
FROM 高木仁也
@プライベートオフィスより
セミナーでお会いした人と話をしていたのですが、「これは売れるな!」って思ったことを共有したいと思います。
その人はカラーコーディネートという職業をされていて、すでにフリーランスとして活躍されている方でした。遠方からもお客さんが来るそうで、関西の方だったのですが、東京からお客さんが来たり、九州からお客さんが来たりと、わざわざお客さんから足を運んできてくれるというのです。
どんなことをしているのですか?というと、多くの人が悩んでいる「自分に合わない服」を解消して、その人だけに合う服や色を選んであげるということです。僕は男性なので、鈍感なのかなと思うのですが、色にも様々あるみたいで、女性は口紅をたくさんの種類もっているそうです。パッとみたら全部一緒の赤に見えるのですが、女性からすると全く違う赤にみえるんだとか。
赤の口紅を持ちすぎて「口紅難民」って言う人が出ているとか(口紅難民とはいろんな種類の口紅を使っているけど、何が自分にとって良いのかわからない状態のことを言うみたいです)。
で、色々と話をしていたのですが、色一つでも売り上げが変わったりするんだとか。男性の場合は、ネクタイの色を変えるだけで印象がか変わって、商談が決まったりもするとか。
そういう話を聞くと「めちゃくちゃ売れるな」って思うわけです。なぜなら、単純にネクタイ変えるだけで売り上げがあがるんですよ?もう、魔法の薬な感じしかしないじゃないですか?
もちろん、本当にそれで売れるのか?という根拠や証拠は必要になってくるのですが、アピールの方法として「ネクタイ変えるだけで、売り上げあがる」なんて言われたら、「嘘つけ。」って思うか「マジで?ほんま?詳しく聞かせて」ってなるかのどちらかだと思うんですね。
興味が引けた人に対しては、きちんとロジックで売れる理由を説明して、自分に合ったネクタイをすれば、印象が変わります。印象が変われば相手があなたの事を信頼してくれるようになります。信頼してくれるので、商品を提案した時に受け入れやすくなります。。。。なんて感じで、かなり大雑把に書いてますけど、きちんと証拠があれば売れるなと。
もしあなたが商品を販売しているのであれば、その商品が「魔法の薬」にみえるポイントはどこか?」を考えてみてください。
人は誰しもが「楽して得したい」生き物です。
簡単にできる方法を選びます。なので、あなたが販売している商品で魔法の薬にみえるポイント。そのポイントが見つかれば、今までより簡単に商品が売れていくようになるでしょう。
あなたの商品にある、魔法の薬にみえるポイントはどこでしょう?