収縮の法則


FROM 高木 仁也

@大阪のスタバより


「フォーカス(焦点を絞り込む)する時、ブランドは強力になる」


先日、読んでいた本の中にこんな一文がありました。「ブランディング22の法則」というアル・ライズさんが書いている本です。


お客さんから「最近、会社のブランディングをしていこうと思っていまして。その鍵になるのではないか?と思ってセールスライティングを勉強し始めました」という方がちらほらいらっしゃいましたので、僕ももっと沢山の事を勉強して、何か協力できる事はないかな?と思って、手に取った本です。 


会社のブランディングについて考えることもあるのですが、今回読んでみて、面白かった部分が冒頭でお伝えしていることです。


フォーカスするとブランドが強力になる。ということです。ブランドというと、なんでもかんでも広げて売れそうみたいなイメージがありますが、ブランドを築くにはやはり絞り込みが大事なんだとか。


例えば、スターバックス。


創業当時は周りのカフェやコーヒーショップはいろんなサイドメニューを置いていたんですね。パンから、バケットから、サンドイッチにサラダ、、、などなどなんでも屋さん状態だったそうです。


そこから、スターバックスがコーヒーに特化して店舗を開店。コーヒーだけを売るお店にした。


サイドメニューをつけたり、商品を増やせば単価が上がるとおもって、取り入れたいものですが、実際にスターバックスはコーヒーだけで勝負したと。


それが、1つのブランドを築く上でとっても重要な事実だったんだ。と本の中に書いてありました。



これを聞いて


セールスライティングも一緒だな。と思ったんですね。どういうことか?っていうと、セールスライティングも絞って書けば書くほどいいものが出来上がります。1人の人に向けて、目の前にいるお客さん、あなたの商品を買ってくれるお客さんに対して岳、その人にフォーカスして書くといいものが出来上がります。


逆にいろんな人にメッセージを届けようとすると、メッセージがボヤけてしまってどうしようもないレターが出来上がってしまいますからね。


セールスライティングだけでなく、なんでもやっぱりフォーカスすることは大事ですね。やれることはたくさんありますが、やる事を決める。っていうのはある意味怖い取り組みでもありますが、それだけ効果があるって事ですからね。


自分が怖いって思うなら、周りの人も絞るのは怖いはず。じゃあ、それをやれば周りと反対になるわけですから、それだけで成功する確率は上がるのかもしれませんね。


「フォーカス(焦点を絞り込む)する時、ブランドは強力になる」


会社をブランディングしていきたいって人は、どうやったらフォーカス出来るか?を考えてみてくださいね。


関連記事