あたりまえのセールスレター
From 高木 仁也
@大阪のスタバより
先日「あたり前のアダムス」という本を読みました。海外でとても売れていた書籍だそうで、実際に読んでみると、タイトル通りで、当たり前のことが書いてあったんですね。
広告代理店の人が広告を書くときに何をするのか?って話で、自分で独創的に考えたりするのではなく、きちんと情報を集めてやっていくんだよ。という、簡単に要約するとそういう話です。
実際にセールスライティングをやったり、チラシを書いたりするときは、もちろんテンプレートを使って書くわけですが、書くためにはやはり素材は必要です。
お客さんがどんなことに困っているのか?何に悩んでいるのか?問題は何か?
その反対の、どんな欲求があるのか?どういうことを求めているのか?何が欲しいと思っているのか?などなど、お客さんのことを知らないと、売れる広告やお客さんが集まるチラシは作れません。
このときによくある間違いが、、、
自分で考えて作る。ってことです。
テンプレートを使わないのではなく、お客さんの欲求だったり、問題を自分で考えて作り出してしまうということです。
あの人はこういう理由で来ているんじゃないか?こんな欲求を満たしたいのではないか?と勝手に妄想してやってしまうことです。
実際にお客さんに聞いてみるとわかりますが、ほとんどの場合は、あなたが思っていることとお客さんが思っていることに差はあります。お客さんとのコミュニケーションをたくさん取っていたとしても、きちんと聞いたときに出てくるときに答えてくれる内容とはまた違ったことを教えてくれます。
自分で考えて作っていくと、見当違いなものが出来上がってしまって、結局セールスレターを書いて見たけど売れない。読まれない。お客さんが集まらない。ということになってしまうわけです。
テンプレートを使うのは当たり前。
お客さんのことを実際にヒアリングするのも当たり前。
お客さんを集めたり、売上をあげたりするためにはとっても当たり前な話なんですが、多くの人がこの当たり前のことをやらずに、テクニック的なことばかり、求めちゃうんですよね。
当たり前のことを当たり前にする。
あなたに取って、当たり前のことはなんですか?
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