戦略 2018/02/08

あなたは間違った場所からスタートしている


From リッチ・シェフレン

 ネットビジネスには伝統的な教えがあります。それは、「まず市場を探し、それから彼らがほしがっている商品を作れ」というものです。実際、初心者が犯しやすい間違いは、時間をかけて誰もほしがりはしない完璧な商品(と本人が思い込んでいる)を作り、それからそれを世の中に出すというものです。

 そのため、私たちは「最もハングリーな(人々がとにかくモノを買いたがっているような)ニッチ市場」を探す旅に出ることになるのです。

 最初に私たちは地元の本屋に行き、ノンフィクションの棚へ行ったり、雑誌のコーナーを見て回ります。そして、顧客にとって熱い市場は何かをリスト化していきます。次にコンピューターの前に座り、ネットサーフィンをします。

人々が何を知りたがっているのかを探し、リストに付け加えていきます。これらのリストは私たちをお金持ちにしてくれるものであると教えられます。そして次に、Amazonにアクセスして、人々がいま何を買っているのか、どんな商品が売れているのかをチェックします。そしてまた、私たちの秘密のリストが増えていくのです。

 さて、そうやって私たちは可能性のありそうなニッチ市場をリスト化することができました。次に進む準備ができたわけです。次に「ニッチ分析」を行います。

 そのときに使うのはキーワードリサーチツールです。このツールを使えば、そのキーワードがどれだけ重要なのかを知ることができます。どのキーワードをどれだけ多くの人が検索しているのかを知ることができるのです。

 次に私たちはそのニッチ市場でお金を実際に稼いでいる人がいるのかを確かめます。そのために検索エンジンを使って、そのキーワードで検索してみるのです。そして、どれだけ多くの人が、それらのキーワードで、広告を出しているのかをチェックします。ここでのロジックは、「もし誰もそのキーワードで広告を出していなければ、誰かが一度挑戦をし、失敗したニッチ市場だ」というものです。

 これらの作業をそれぞれのニッチ市場に対して行います。そして最も成功の確率が高いもの、検索回数の多いものから順に並べていきます。

 さて、ここまで来たら次のステップは「市場調査」です。私たちは、実際に広告を出してみて、人々がどのように反応するかを調べることができます。

 そして、市場が求めているもののリストができたら、私たちはついに「商品を作る」ことになります。私たちはフリーランスが集まるサイトでゴーストライターを探します。彼らはお金を得る代わりに商品を作ってくれます。

 そして私たちは次に「セールスの仕組みを設計」します。自分でセールスレターを書くか、コピーライターを雇って書いてもらいます。そして、自分でホームページを編集する、またはホームページの専門家を雇って、サイトを作ってもらいます。そこに決済の仕組みを入れ、メルマガを設定し、ホームページを「たくさんのマーケティングチャンネル」に公開します。

 広告のシステム設定をし、記事を投稿し、ブログを作り、パートナーからリンクを張ってもらう総数が増加すれば、「私たちはリッチになれる」ということになります。

 以上の過程で、お金が入り込んできて、私たちはお金持ちへの道を進むことになるのでしょうか? 間違っています!!

続きは次回、お伝えしようと思います。


大きな利益とその向こう側へ

リッチ・シェフレンでした。

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