無料の限界を超えろ
今、オンラインビジネスをやっている人にとって、無料コンテンツを作ることは当たり前になっています。
・無料メルマガ
・無料レポート
・無料ビデオ
などなど…
しかしその一方で「無料コンテンツを作っても、売り上げに結びつかない」という声もよく聞きます。
では、見込み客に無料でコンテンツを提供するのは意味のないことなのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
もしあなたが今日の話をきちんと理解すれば、無料コンテンツを通じて、今より多くの商品やサービスを売ることができるようになるでしょう...
ムーブ・ザ・フリーライン
エベン・ペーガンが提唱するマーケティング戦略の一つに「ムーブ・ザ・フリーライン」というコンセプトがあります。
「ムーブ・ザ・フリーライン」とは、その日本語訳が示すとおり、「フリーラインの移動」という意味です。
では、フリーラインの移動とは何なのでしょうか?
例えば、あなたがオンラインで情報コンテンツを販売しているとします。そしてその情報コンテンツを売るための無料レポートを作ったとしましょう。
あなたはその無料レポートに何を書きますか?
もっと具体的に言うと、その無料レポートで
どこまであなたの持っている情報を公開する
のでしょうか?
多くの人は、無料で情報を公開することに躊躇します。なぜなら、あくまで無料のコンテンツなので、有料レベルの情報を公開してしまうのは勿体無いと感じてしまうからです。
これは人間として、ごくごく直感的な感覚だと思います。
実際、多くの人は頭の中で「ここまでは無料で出してOK、でもここからは有料でなければNGというライン」を持っています。それをエベンはフリーラインと呼んでいるのです。
図にするとこんなイメージです...
あなたが無料コンテンツで大成功するためやるべきことは、このフリーラインを右側にぐいぐいと移動させることです。
図にするとこんなイメージ...
フリーラインが右側に移動して、あなたが無料で出せる範囲が以前よりもずっとずっと広がりましたね?
そう、フリーラインを動かすこと(ムーブ・ザ・フリーライン)で、あなたは無料の限界を超えて、今まで有料じゃなくちゃ公開できないと思っていた情報まで提供できるようになったのです。
「でも、無料で公開しすぎてしまったら有料の商品を買ってくれなくなるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
これについては興味深い実話があります。
以前、セミナーでエベンの高額商品を購入してくれた方と話す機会がありました。
彼女に「なぜエベンの高額商品を購入したのですか?」と聞くと…
「エベンの無料ビデオを見ていたら、こんなにすごい情報まで公開しちゃっていいの?って!きっと有料の商品を買ったらもっともっとすごい情報が知れるんじゃないかと思って購入しちゃいました」
と言っていました。
まさにこれこそが普遍的な人間心理であり、あなたが目指さなければならないところです。
そして、これこそが「ムーブ・ザ・フリーライン」の醍醐味なのです。
もしあなたが何か無料コンテンツを作る場合、今日の話を思い出して、あなたの無料の限界に挑戦してみてください。
きっと今までとは違う世界が見れるはずです。
【今日のオススメ】
エベン・ペーガンのマーケティング戦略をもっと学びたいなら、エベンの書籍がオススメです。