留学生が日本語を勉強する理由
Hello,there!
This is yr friend Thomas!
昔大学生の頃、フランス語学科にいました。フランス語はとっくの昔に忘れて、ほとんど覚えてないのですが…w
フランス語学科にいた時に、海外からの留学生と話す機会があったんです。
フランス人はもちろん、ケニアとか韓国、中国やオーストラリアとか色んな国から留学生がきていました。
彼らは自分の言語の他に、英語や日本語、ドイツ語やフランス語など色んな言葉を話せる人が多かったのですが、「なんでそんなに言語を勉強するの?」と聞いてみたんです。
そしたら、「もっと勉強するため!」と流暢な日本語でかえってきました。
僕たち日本人は、勉強するのに言葉の必要性ってあまり感じないですよね?経済でも物理学でも日本語で受けることができます。でも、彼らは自分たちの言葉で、経済とか物理学とかを勉強することができないそうなんです。それは、経済とか物理学の専門用語が翻訳されていないから。
日本語は、昔先人たちが英語を日本語に変換したので、僕たちは経済とかを勉強するときに、英語をわざわざ勉強する必要がありません。
もし全て英語のまま勉強することになっていたら、高等教育は全て英語。誰でもすぐに英語で高等教育を受けることはできないので、英語ができる層と、英語ができない層で、知識の偏りが出てしまうのです。
僕たちが英語をあまり勉強する必要性を感じないって、ある意味当たり前なんですが、世界的には珍しいことなんです。
とはいえ実際、世界の最先端の研究は英語です。もし英語を少しでも読めれば、最新のニュースを知ることができるし、色んな情報を知ることができます。海外のホテルに行くと、英語の新聞は必ず置いてますが、日本語の新聞は結構レアです。
英語を勉強する必要性って考えると、そこまでないかもしれないですが、英語を勉強すると出来ることが増えるって考えると、英語を勉強するのって楽しく思えるかもしれないですね。