英語 2013/09/10

飛行機で絶対やってはいけないこと

パイロットだから教える
飛行機で絶対やってはいけないこと。
離着陸の時に靴を脱いではいけないということです。
ビジネスクラスの乗客を見ると
みんな靴を脱いスリッパを履いている。
これは、パイロットの立場から言うと
絶対やってはいけないこと。
なぜなら、離陸準備、着陸準備=墜落準備なのだ。
飛行機の事故の90パーセント以上がここで起こる。
魔の11分とも言われるのだが、
低空飛行で墜落すると助かる可能性も高い、
最近ではサンフランシスコで起こった
アシアナ航空の事故が記憶に新しいが、
機体が地面に叩きつられて大破。
そのあとの行動は?
そう、避難である。
ガラスは飛び散り、
ナイフフォークや鋭利な破片もあるだろう。
床に火がついてるかもしれない。
その中を紙のスリッパ または裸足で逃げるのが賢いか
革靴で逃げるのが賢いかどちらだろう?
そういうことです。
離着陸では靴を脱がない、
なるべく女子はハイヒールは履かない
(避難時シューターを破るので脱がされますから裸足にさせられる)
これは最低限の危機管理ですな〜。
ではまた。

- Nori

P.S.
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