英語が好きじゃありません。
「正直に言いますと私は英語が好きではないです!」
と言うと驚く人が多いと思いますが
私は学生時代英語ができなくて受験に失敗し、
英語ができる人=インテリ=頭がいい
英語ができない人=バカ
という風潮がまぐれで入った進学校にあったものですから
決して学校でも居心地も良かったものではありませんでした。
地方の公立大学を卒業後、
就職するも
英語の成績は新入社員でビリ、
社内英会話クラスは
40-50代の管理職のみなさんに混ざって初級クラス。
「おまえ新入社員で初級クラスってありえねーだろ!」
と笑われながら(自分でも笑ったけど)
逆に「新入社員でもこんなバカいるんだなー(笑)」と
課長、部長さんにいじられた(かわいがられた)。
そんな私ですから英語が好きなわけがないのです。
いまでも、余分な勉強は一切しない。
では、なぜ英語ができるようになったのか?
それは、道具として割り切ったからなんです。
最初は、パイロット資格を取るための道具。
次は、アメリカ人の教官になるための道具。
その次は、全日空で運輸省試験通訳になるための道具。
という具合に
そのエリアだけの最低限の勉強しかしなかったのです。
例えるなら、私は毎日山手線に乗ってますが、
別に山手線が好きでたまらないから乗ってるわけではなく、
便利だから使ってるだけなんです。
その証拠に、仕事が休みの日曜日に
用もないのに山手線に乗って
くるくる何周も回ったりしません。
また、自転車を通勤、通学に使っている人も
ほとんど便利だから使ってるだけで、
自転車Loveという人は少ないでしょう。
これと同じなんです。
好きでもなく嫌いでもなく、
便利だから使う。最小限に。
これでいいんじゃないかと思うんです。
・英語のプレゼンが必要な人はまずはプレゼンだけ。
・英語の電話応対が必要な人は電話応対だけ。
・英語で司会する必要がある人は司会だけ。
自分が乗る電車だけマークすれば目的地に行けます。
ほかの電車の乗り方は知らなくていいのです。
英語も自分の必要なものだけに特化しませんか。
あっという間にペラペラですよ。
ではまた
- Nori