富とお金 2018/08/08

貯蓄額の差を生む思考




こんにちは、石田です。


以前、某ポータルサイトで
あるアンケートの結果が報告されていました。

内容は、
「主人の収入が同じくらいの主婦を
 対象に貯蓄額を調べたもの」
でしたが、ある明確な結果が出ていました。

その結果とは、

「家計簿をつけている主婦とつけていない主婦の
 貯蓄額に平均200万円ほどの差がある」

というものでした。

もちろんつけているほうが
多いということです。
面白い結果ですね。


で・・・。

かなり前ですが、
同じ意味合いを持つ内容の話を
メールマガジンでもしたことがあります。

その内容とは、海外の大手企業が
「収入が同じ、家族構成も同じ社員の貯蓄額を調べた結果」
ですが、これも結果が・・・。

・沢山貯蓄している方
・全く貯蓄がない方

大きく二つに分かれたそうです。

なぜこんなに差が開くのか?

その違いを調べた結果、
「家計簿をつけているかいないかの差であった」
ということです。

ちなみに家計簿をつける主婦に話を聞くと、

「家計簿をつけ始めるとお金を使うのがイヤになる」
「使う前に、これが本当に必要なのか?考えるようになる」

とのことです。

つまり「ムダが減る」ということです。

これは、

「支出に対して危機感を抱いている」

と言う事であり、

「収入ではなく、支出にフォーカスしている思考」

ともいえます。


また、

「逆境にまさる師なし」
「BS経営のススメ-強くて良い会社をつくる経営の王道とは」
「放牧経営-御社の社員が思うように育たない理由」

などの著書でおなじみの、230億円の負債から立ち直った
木村勝男さんという経営者の方がいらっしゃいますが、
この方が言うには、1000社の決算書を見て気が付いたことは、

「優良企業は全てPLにフォーカスするのではなく、
 BSにフォーカスした経営」

とのことです。

会社経営者の方であれば当然ご存知だと思いますし、
株投資をされている方もご存知かもしれませんが、
PLには売上や利益、BSには資産や負債、資本などの数字が出ていますよね。

健全な資本体質の会社はいざというときの資金調達も容易ですし
そう簡単に倒産しません(マーケットから撤退しない)

つまり、これ(BS経営)も、
「収入ではなく、支出にフォーカスしている思考」
といえます。

これらのことがトレードとどう関連するのか?ですが、
トレードの結果というものはシンプルに、

売上(利食い) - 支出 or 経費(損切り) = 純粋な利益

という数式から成り立っています。

私はいつもこの数式を使ってお話をする時に、
「売上よりも支出にフォーカスしてください」
とお伝えしています。


多くのトレーダーは、
目先の利食いにフォーカスしますが
実は利食いと損切りには大きな違いがあります。

「利食いはマーケットがコントロールする
 (利益が伸びるか否か) 」

のに対して、

「損切りは自分でコントロールできる
 (損失の限定もしくは見送りノーエントリー)」

のです。


あなたの力で思惑通りに、
マーケットを動かすことは出来ませんが
「損失を抑えることは出来る」のです。

トレードではチャンスが来る場面まで
「ステイ(待つ)」することが重要。といわれます。
ステイすることで何が変わるのでしょうか?

ステイは、

「より自分のルールのパターンに合致する場面が現れるまで待つ行為」

ですが、そうすることによって、

「エッジが効いた回数が多くなるよう偏らせようとする行動」

をとっているという事です。


まさにこの行動が家計簿をつけている主婦の

「本当に必要なものだけお金を使う」
「ムダを減らす」

という行為なのです。


先ほどの数式をもう一度見てください

売上(利食い)  − 支出 or 経費(損切り)  = 純粋な利益

数字を当てはめるとわかりやすいと思いますが、

 100-90=10(売上にフォーカス)
 50-30=20(支出にフォーカス)

先ほどもお伝えしたように、売上はマーケットが決めることなので、

「100にすることはとても大変、難しい」
「100にするためにはそれなりの支出が伴う」

のですが、支出をコントロールすることができれば、

「売上が50でも前者より多くの利益を残す」

ことも可能なのです。


トレードを見送れば(ステイすれば)、
残念ながら目先勝つ可能性は0%ですが・・・。
「負けない可能性は100%!!」ですから。


それではまた!


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