株高における投資の原則
こんにちは、石田です。
ここ数日、
一気に気温が下がりました
本来の12月らしい気温になり、
自宅の庭で紅葉が楽しめています。
さて、
このメールマガジンが
配信される頃に
どうなっているかはわかりませんが
最近の株高を受けて
「これまでまったく
投資に興味のなかった方々」
から相談を受けるようになりました。
地元の経営者も含め、
幅広い年齢層の方々から受ける相談は
「どうだろう、すぐにでも
株を買った方がいいのかな?」
という内容です。
私の回答はもちろん
「絶対にやめてください」です。
巷では
「日経平均は30000円を目指す!」
との声も聞かれます。
確かに長期的にみれば
今後も株高は続くのかもしれません。
ここからは個人的な見解です、
違う考えの方がたくさんいることは
承知していますので、
それを理解して頂いたうえで
読み進めてください。
私は「投資の原則」に
照らし合わせて考えても
今のタイミングでは
ないと判断しています。
1:安く買って高く売る
マーケットを
対象とした投資に限らず、
ビジネスであろうがなんだろうが、
差益を生み出すための
投資の基本は
「安く買って高く売る」となります。
つまり、今から株を買うかどうかは
「安ければ買っても良いけど、
高ければ買うべきではない」
となります。
で、少し話がそれますが、、、
投資を行うときには必ず
「腹の決まる根拠」が必要です。
根拠がないまま
買うこともできますが、
もしも損をした時の
感情コントロールは
不可能になると思っておいてください。
腹の決まる根拠がないと
「この損はしょうがなかった。」
と自分自身を納得させる
理由が存在しないからです。
ではその根拠、
どこから作るのかというと、
「過去のチャートやテクニカル指標や
事実のファンダメンタルズ」
から作られます。
つまり、
腹の決まる根拠は
「未来にあるのではなく、
過去にある」のです。
今の株価が高いか安いかと
いわれれば、長期的に
上昇すれば結果的に安かった。
となることはあっても、
これは未来の話です。
根拠を作るための
判断材料は過去にあるので
「過去の材料から見れば今は高い。」
となるのは当たり前のことです。
この結果を
投資の原則に照らし合わせると、
必然的に
「今は高いから買わない」となります。
2:押し目買い
仮に株価が今後も上昇するとして、
安く買って高く売るためには
価格が現在の水準よりも下げた場面、
つまり、
「押し目を待って買う必要がある」
のです。
今は過去の高値を突破した後の
押し目が表れていません。
(メルマガ配信時はわかりませんが)
「押し目待ちに押し目ナシ」
という相場格言があり、
これは
「買うタイミングを
躊躇していると乗り遅れるぞ!」
といっているようなものですが、
このような相場に飛び乗って、
たまたま利益が一気に伸びたとしても
「急落を伴う相場」となり、
今度は
「利益確定するタイミングを失う」
事となります。
つまり、このような相場に
乗り損ねたとしても、
普段からこのような癖がついていれば
「どちらにしても長期的に
投資で勝ち続けることはできない」
ので、基本に忠実に
行動することをお勧めします。
3:負け組が買うタイミング
これが最も重要です。
投資の負け組は面白いほどに
「高値掴み」します。
確かに年をまたいで
上昇するような大相場となれば、
「高値掴みの
繰り返しでも大きな資産を築く」
ことがあります。
実際に大相場の後に
大儲けした投資家が
ニュースなどで
取り上げられる事もあります。
でもこの投資スタイルは
「長期的に機能しない」ので、
マーケットの値動きパターンが変わると
一気に資産を失うことになります。
つまり、このタイミングで株を買うのは
「長期的に
見た負け組投資家が株を買う場面」
といえるので、
今買うのは控えたほうが良い。
という結論となります。
今、株を買うか買わないかについては
様々な意見があると思います。
結果的に買っておいた方が良かった。
となることもあるので、
「今、この話が正しいとは限らない」
という事は理解してください。
ただ、一つ言えることは・・・。
このメールマガジンは
長期的にマーケットで
生き残っている私の話だった。
ということです。
投資は自己責任なので、
これをどう判断するかはあなた次第です。
それではまた!
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