投資にいくら資金を使えばよいのか?
こんにちは、石田です。
どうやらコロナウイルス感染の波が
「三度(みたび)」
押し寄せているようです。
十分気を付けたいですね。
さて、今日は
「投資にいくら資金を使えばよいのか?」
についてお話しします。
これこれこういうやり方の投資がある、
という話をすると、
投資歴の浅い方からは決まって
「それやるのにいくら
資金があればいい?」と聞かれます。
別にいくらでも良いのですが、
年末も近いですし、
「投資が失敗して
冬のボーナスがそのまま犠牲になる」
のも問題なので正しい資金の割り振り方
についてお話ししておきましょう。
投資のカテゴリーにより、
割り振り方は変わりますが、
今回は「マーケット(相場)」で
利用する資金に限定してお話しします。
投資のやり方(手法、ルール)には
拘るけど「資金」には
あまり目を向けず、最終的に
後悔している方が多いのが現実です。
これから投資を始める方はもちろん、
すでに投資を行っている方は
今一度、以下を参考に
適切な金額が投資に
割り振られているか考えてみて下さい。
まず、自分の所有する
資産全体に目を向けます。
この時点では預貯金や積立などの
現金資産に限らず不動産や貴金属、
宝飾品、時計、その他も含まれます。
その「モノ」が資産に該当するかどうかは、
「現金に換金することができるか?」
で判断すればよいでしょう。
そしてその資産全体の中から先に
「現時点ですでに
分かっている投資に利用できない資産」
を引きます。
例えば、
「この積立はマイカーを
手に入れるための資金」
とか、
「家族全員で海外旅行へ行くための資金」
「マイホーム購入のための頭金」
「コロナの影響で給与が
下がったための生活費の補填」
などがそうですし、
「この宝飾品は
親から譲り受けたものだから
よほどのことがなければ
現金化することはできない」
なども含まれます。
次に
「マーケット以外の投資に
使う可能性のある資産」
を引きます。
例えば不動産を所有している場合、
「新たな不動産投資やビジネス、
事業に対する投資」
に対して担保として
利用できるのでこのようなものを引きます。
ここで残っている資産は、
一応投資に使えるわけですが、
まだ儲かるかどうか
確信がないものに対して
「現金化するのに手間がかかるモノ」
を無理に現金化する必要はありません。
これらの「モノ」を
現金化するタイミングは
「儲かることを確信して
レバレッジをかける場面で換金する」
ようにします。
この時点で残っている現金資産が
マーケットで利用できる資金となります。
さらにここから
複数のカテゴリーで利用する
予定がある場合に資金を按分します。
例えば、
個別株に○○円、為替に○○円、
投資信託に○○円・・・。
のように分けるということですね。
そして、新たに取り組もうと
思っている投資が
該当するカテゴリーの中で
すでに取り組んでいる投資や
これから取り組もうと思っている
別の投資に利用する資金を鑑みて
最終的に割り振られた資金が
新たに取り組みたいと
思っている投資に使える資金の
「候補」となり、これから行う
「最終審査」をパスすれば
実際に使うことが可能となります。
最終審査はあなたが
あなたに対して行う「質問」です。
質問:万が一の際にこの資金を
失ったとしても普段の生活に
影響がなく、
家族にも迷惑をかけないか?
です。
これでOKであれば、
その資金は問題なく新たな投資に使えます。
もし、
この質問に対してNGであったり、
この質問やここまでの過程に対して
「煩わしい」と感じた方は・・・。
これから取り組む投資が
優れたものであっても別の理由で
失敗する可能性がありますので
十分注意してください。
それではまた!
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