投資で大きな失敗をしないリスク思考
こんにちは、石田です。
このメールマガジンが配信される
タイミングではすでに通過していると思いますが
今現在、台風が3つ同時に発生しています。
まだまだ台風シーズンは続きますので、
今後発生する台風の進路に該当する地域の方、
十分にお気を付けください。
今日は
「投資で大きな失敗をしないリスク思考」
についてお話ししようと思います。
世の中に投資対象となるものは沢山あります。
マーケットであれば、、、
「株(ETF含む)」や「為替(FX)」、
「商品先物」に「CFD」、
最近であれば「仮想通貨」等々。
マーケットに限定しなければ
「不動産」や「ビジネス」
などもありますね。
もちろん、それぞれのカテゴリー特有の
「クセ」
から考えるリスクのとり方
もあるのですが、
それについては
「技術面でカバーするリスク」
なので、今日は割愛します。
それよりももっと根本的な部分、
「原則に基づいたリスク思考」
のお話です。
逆に言うと、そちらから抑えておけば
「どのようなカテゴリーの
投資でも大きな失敗はしない」
ということです。
投資初心者の方はもちろんですが、
「過去に投資で痛い目にあった方」
は必見です。
「さぁ、投資をしよう!」
と思い立った場面では
必ず「きっかけ」が存在します。
・知り合いが投資で儲かったらしい
・インターネットの広告で
目にしたが儲かるらしい
等々。
通常、このような場面では
「きっかけ」により、
すでに
「何を対象に投資をするかは決まっている」
ものです。
それはそうですよね、
外からの影響に触発されたわけですから、
「耳に入ってきた儲け話の投資対象が、
これから自分の投資対象となる」
わけです。
例外として
「このままで老後は大丈夫だろうか」
「年金はあてにならないから
資産をもう少し増やしておきたい」
このようなきっかけだと、
その時点では投資対象が
決まっていないこともあると思いますが、
どちらにしても自分から
「では、何に投資をしようか?」
と情報を集め始め、
その過程で目にしたきっかけにより、
自動的に投資対象は決定されることになります。
というわけで、投資を始める場面では
何を投資対象にするのかは
決まっているわけですが、、、
「多くの場合、投資失敗者は
この時点から道を踏み外す」
のです。
その為、
「儲かるために始めたはずの
投資行為で逆に資産を減らす」
ことになり、
「世の中の投資人口の大半が負け組」
という結果になってしまいます。
なぜこのようなことになってしまうのか?
大きなポイントとなる部分を
2つ順番にお話しします。
これから投資を始める方、
過去に大きな失敗をして
再起を目指す方は
必ずこれら両方のポイントを
しっかり抑えて(クリアーして)
から投資を始めてください。
ポイント1:都合の良い解釈
「きっかけ」により
投資を始めることとなった場面で
「人」は都合の良い解釈しかしていません。
「やった!これで大金持ちになれる!」
「儲かったら何買おうかな〜??」
残念ながらそんな
「楽に儲かる」
なんていう都合の良い話は無いのですが、
舞い上がっている夢見る投資家の方に
そのことを何度お伝えしても伝わりません。
よろしいでしょうか、
私は今年で投資歴31年目に突入しますが、
当然ながら多くの投資家の知り合いがいて、
さらに31年、自分で事業も行ってきたので
多くの経営者の知り合いもいます。
インサイドな話は別として、、、
31年も投資家として生きていて、
本当にそのような
「都合の良い儲け話」
があるのなら、
一度くらいは耳に入ってきます。
ということは、
やはり「無い」という事なのです。
リスクとリターンは比例します。
これからあなたが
投資対象にしようとしているものが
「大きく儲かる可能性がある」
のであれば
「大きく損する可能性もある」
のです。
そして負け組の方が圧倒的に多い世界で
「何を根拠に自分はその中で
大成功を収める!と思えるのか?」
ということです。
投資で利益を得る方法はありますが、
何も考えずに、
何も学ばずに、
何も身に着けずに
「楽に利益が得られるなんて言うことはない」
と肝に銘じてください。
ポイント2:自分が問題なく背負える
リスクの範囲内でスタートする
ポイント1で書いたように、
何の努力もなくあっという間に
投資で儲かる、
なんて言うことはありません。
言い換えれば
「始めて間もない時ほど
大損をする可能性が高い」
という事です。
都合の良い解釈しかしていないと
「投資資金が大きければ大きいほど
儲かるだろう」
と考えて、何の技術も持ち合わせていない段階で
大金を突っ込むと
「そのお金は本当の勝ち組が搾取する」
事になります。
投資を始める場面で
「再現性のある勝ち方(利益の上げ方)
を身に着ける」
までは、
「万が一の場合は、
投資資金は本当になくなるのだ!」
と考えて、その万が一のことが起きたとしても
「普段の生活に支障をきたさない
金額を投資資金とする」
ようにしてください。
借金をして投資をするなど愚の骨頂、
「今後使う予定の有るお金を投資に回す」
のももちろんダメです。
資金のコントロールを始めるのは、
再現性のある勝ち方、つまり、
「勝とうとして投資をして、
およそ予定通りに勝て、
それを繰り返し行うことができている状態」
となってからです。
いかがでしたでしょうか。
とてもシンプルで原則的な話ですが、
投資をするうえで最も重要なことです。
最初にお伝えしましたが、
これさえ抑えておけば、
どのようなカテゴリーで投資をしても
大きな失敗をすることはありません。
正しいリスク思考を身に着け
自分に合ったリスクに対しての
対処をしたうえで
投資に臨んでください。
それではまた!
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