戦略 2020/11/04

安定した成績を残す投資家になる準備



こんにちは、石田です。 


11月に入りました。
年末まで2カ月を切っています。 

やり残したことがある方が
「何とか年末までに!」 と、 

がむしゃらに浅く広く
手を付けて結果的に
何も満足いく結果を残せない。 

ということはよくあります。 


物理的に無理なものは無理なので、
やるべきことを絞り込んで

「急がなくてよいものは
 来年の行動計画へ回す」 

とした方が

「本当に重要なことを確実に実行できる」

事にもなりますので

「時間がない時ほど冷静に計画を立てる」

ようにしてください。 


これは普段から取り組んでいる
投資や投機活動にも
似たようなことが言えます。 

多くの投資家(トレーダー)、特に
「安定的に勝つことが
 できない投資家(トレーダー)」 

ほど、年末年始などの
「時間軸の節目を
 一つの区切りと考えてしまいがち」です。 


そして、
「年末までに
 今年出した損失を取り戻したい!」

「意地でもプラス収支で2020年を終える!」

という、

「物理的に無理なものを感情でどうにかしよう」
として無謀な行動に出てしまいます。 


その結果、
・最適なエントリー(仕掛け)ポイントまで
 我慢せず、とにかくポジションを保有する 

・1発逆転を狙って、
 普段よりも大きなポジションで仕掛ける 

・急速に動くマーケットに慌てて飛び乗り、
 乗ったとたんに反転する
(買ったら下がり、売ったら上がる) 

ということを繰り返し、
本来取り戻すべきための行動で
より損失を膨らませてしまうのです。 


これは心の奥底にある
「頑張ればなんとかなる!
 どうにかできる!」 

という心理が関係しています。 


投資の世界に対しても
このような心理が働いてしまうのは、
私たちが持っている
「一般的な常識が影響している」 

ということを知っていますか? 


私たちが持っている常識とは
「頑張ったら頑張った分だけ報われる」 

というものです。 


すごく簡単に言うと、
「アルバイトを5時間すれば、
 5時間分の時給は必ずもらえる」 

ということです。 


残念ながらこの常識は
「マーケット(相場)」には通用しません。 

マーケット(相場)の世界は
「どんなに頑張ろうと
 こちらの影響が一切及ばない世界」

なのです。 


PC画面にへばりついて、
どんなに「上がれ!上がれ!」
と祈ったとしても、

「なぜ上がらないんだ!!」
と机を叩いたとしても 

大衆心理がマーケット(相場)を
動かしている以上、
こちらがどう頑張っても
報われることはありません。 


一切休まず8時間投資(トレード)を
やり続けたからと言って
「8時間分の対価が
 保証されるなどあり得ない」のです。 


マーケット(相場)の世界とは

「こちらが流れに身を任せて、最終的に
 報われるかどうかはマーケットが決める」 

そういう世界なのです。 


ここに「ズレ」が
生じていることに早く気が付かないと、
「物理的に無理なものに全力を注ぎ、
 かえって損失を膨らます」

事になってしまいます。 


これを読んでいるあなたが、
もし、成績が安定せずに
年末までに成績を何とかしようと
思っている投資家(トレーダー) 

であれば、一度冷静に
なっていただくようお願いします。 

どうにもならないものを
無理やりどうにかしようとするくらいなら、 

むしろ何もしないほうが
2021年に良い形でスタートが切れるでしょう。 


年末までの残された時間を使って

「安定した成績を残せる
 投資家(トレーダー)になるための準備」 

を進め、時間軸の節目は気にせずに
粛々と投資(投機)活動を
実行することをお勧めします。 



それではまた!


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