原因と結果の法則
こんにちは、石田です。
私の地元ではそろそろ
「ホタルの季節」
に突入します。
田舎ですからホタルを見ることができる場所は
基本的に多いのですが、やはり、環境によって
数が多いところと少ないところはあります。
私がいつも足を運ぶ場所は
この時期になると数年前まで
「恐ろしいほどの数のホタル」
が沸き、
「夜空をバックに綺麗な点滅の様子」
を見せてくれていました。
数多くのホタルが乱舞するのを
実際に見たことがある方は
ご存知かと思いますが、ホタルは
「一定数まとまって同じタイミングで点滅する」
という習性をもっています。
つまりあちらこちらで
バラバラに点滅するのではなく、
まとまった数のホタルが
「一斉に光り、、、一斉に消えるを繰り返す」
のです。
絶対数が多ければ多いほど、
この様子が顕著に見て取れます。
で。
先ほど、
「数年前まで恐ろしいほどの数のホタルが・・・」
と書きましたが、、、
実はここ数年、
いつも見に行っていたこの場所の
ホタルが激減しています。
原因はわかっていて・・・。
「護岸工事」です。
ホタルは川岸の木や石に生えたコケに卵を生みますが
それらが撤去され、新しいブロックが積まれ、
コンクリートできれいに塗り固められたため
数が減ってしまったというわけです。
ただ、そもそものポテンシャルが高い場所なので
年数が経過すれば積み上げたブロックにもコケが生え、
ある程度の数は戻るのではないかと思っていますが、
現状ではかなり数が少ない状態です。
さて。
「原因と結果の法則」
というものをご存知でしょうか。
簡単に言うと、
「この『結果』がもたらされたのには必ず『原因』が存在する」
ということです。
ホタルの例だと、
護岸工事(原因)→ホタルが激減(結果)
です。
実はトレーダーの話を聞いていると、
「トレードで負けた」という「結果」をもたらした
「原因」を「取り違えている方が多い」のです。
多くの方は「トレードで負けた」という結果をもたらした原因は
「トレード技術(戦略、手法含む)が無い(悪い)からだ!」
と思っているのですが、コーチングで掘り下げていくと
「別に原因が存在することがほとんど」
です。
・お酒を飲んでいて気が大きくなって
いつもやらないようなことをやってしまった
・今月はまだマイナスだったので一気に取り戻そうと
普段よりも大きなポジションを持って損切となった
・奥さん(彼女)と大喧嘩していてイライラしていて
無理やりエントリーした
・早く専業トレーダーになりたいのに結果が出ず、
焦ってしまいルールを破った
・就寝前にエントリーして、たぶん大丈夫だろうとそのまま放置したら
朝起きたら大きく逆行していた
などなど、挙げ始めればキリがありませんが、、、
これらはすべてトレードで負けたという結果をもたらした
「本当の原因」です。
もしあなたが、「トレード技術がないからトレードで負けている」
と感じているのなら、一度正しい原因を探ってみてはいかがでしょうか。
意外と上記の事例に当てはまったりしているかもしれません。
原因と結果の法則をもとに考えるなら、
「結果をもたらしている本当の原因を改善しなければ結果は変わらない」
ので、上記の例のような原因を
コントロールするルールを作って
今のトレードの流れを仕切り直すのが得策です。
とりあえず私は・・・。
ホタルが卵を産める場所がたくさんある(原因)→ホタルが爆沸きする(結果)
となるよう願っています(笑)
それではまた!
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