富とお金 2018/03/28

余裕あるトレードスタイル




こんにちは、石田です。

今日は「余裕のあるトレーダーの実態」
について少しお話しましょう。
以前もお話したことがありますが、

このようなスタンスのトレーダーは、
「長期的なスパンでの勝ち組が比較的多く存在」
するのです。


勿論、大半は勝ち組ではありません。
でも残りが全て負け組かというとそうでもなく、

「損益とんとんトレーダーが、
 比較的多く存在するのもこのスタイルの特徴」

と言えるでしょう。


このトレードスタイルのトレーダーと
他のトレードスタイルのトレーダーとの違い(ポイント)で
明らかなものをひとつ上げるとするなら、
それはなんと言っても「エントリーのタイミング」です。

一般的なトレーダーよりも、
「仕掛けの回数が少なく、そして仕掛けが遅い、でも勝率は高い」
という独自のスタンスです。

焦っていない。トレードをしたくてしょうがないわけでもない。
常に「ステイ(待ち)が可能なメンタル状況にある」と言えるでしょう。


この手のトレードスタイルをとるトレーダーは
トレードに重きを置いておらず、その他に自分自身が満足できるだけの
「別の収益源が存在する」場合が多いのです。

言い換えれば、
「トレードの収益に頼らなくても、お金には困っていない」
ということですね。

だから焦らずに本当のチャンスが訪れるまで
むやみやたらと手を出さない余裕のある
トレードスタイルとなるのです。


例えば、為替でドル円が円高傾向にある場面では
多くのトレーダーが「安い場面では買おう!」と考えます。

そのような場面で、仮に一般的なトレーダーが、
現在の価格から5円下がれば買おうと考える場面であれば、

ステイが可能な余裕のあるトレーダーは、さらにそこから、
「10~15円の下げを待ち、そこでやっとエントリーする」
事ができるのです。


あなたもご存知の通り、マーケットというものは
「さすがにもう下げないだろう・・」と思われる場面から、
さらに1段2段と下げることがありますね。

早い段階で買ってしまった場合は、
この場面ではただ耐えることしかできません。

しかも、早い段階での切り返しを望み、
あまり余裕資金を用意していない場合は含み損に耐えられず、

下手をすると
「マーケットからの撤退につながってしまう」
場合もあるでしょう。


このような場面でマーケットに本当のチャンスが訪れるまで
冷静に待っていた余裕のあるトレーダーはやっと買い始め、
「おいしい所だけ」頂くことができるのです。


これは為替に限ったことではなく、株や商品などでも同じです。

現時点で負け続けているトレーダーからしてみれば
「勝ち組の割合も多く、トレードがうまくいかなくても収益トントン」
という、余裕のあるトレードスタイルは理想的であるといえるでしょう。


さて。

あなたがもしもこのトレードスタイルに興味がある場合、
それを再現することは可能です。


重要なポイントは、
「本当のチャンスまでステイできるメンタル環境を作る」
ことです。


多くのトレーダーは目先にできるだけ早く利益を求めます。ですから、
「急いで利益をほしがらない為にはどのような状況であれば良いのか?」
を真剣に考えてみてください。

あなたが早く利益をほしがるのには必ず理由があります。
例えばそれは、

 ・それまでに負けた分を早く取り戻したいと考えている
 ・トレードで収益を上げることに重きを置いている
 ・専業トレーダーになりたいなどを考えている
 ・常にトレードしていないとチャンスに乗り遅れるような気がする

などの理由です。


しかし、実際にはどうでしょう。
それらの理由が肯定されるだけの結果は出ているのでしょうか。

結果が出ていないのであれば、
「今までとは違う思い切った行動を起こす必要がある」
のです。


思い切った行動とは、今までとは逆の行動、つまり、
先程の理由を否定し、焦ってトレードをしない環境を
作っていけばよいのです。

つまり、上記の理由に対する対策を立てることができれば、
あなたは自然と「余裕のあるトレーダー」に変わるという事ですね。

興味がある場合は試してみてくださいね^^


それではまた!




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