富とお金 2018/02/14

中古マンションを買う




こんにちは、石田です。

今シーズンは寒い日が多いので、
積算温度が満たされずに
桜の開花が遅くなるかもしれませんね。

まだまだインフルエンザも
猛威を振るっているようですし、
皆さんも体調管理には十分注意してください。


さて。

今現在、私は毎日のように
「ある事」に取り組んでいます。

実は下の娘が今年大学受験で、
県外の大学を狙っているのですが、、、

私に似て全く勉強をしないので、
学校の先生からも「正直、今の所五分五分」
と言われています。

ということは・・・。


私が毎日取り組んでいることは
「娘に勉強を教えること?」

・・・・。


んなわけないです(笑)

大学に合格するために必要な知識など
一切持ち合わせておりませんし、
私自身は行っても行かなくてもどちらでも良い。
と思っているので。

上のお兄ちゃんは手に職をつけてすでに就職し、
働きながら自分で生計を立てているので、
むしろ娘には投資&投機のスキルを身につけてもらって
跡を継いでもらいたいくらいです。


と、話がそれましたので元に戻しますが・・・。
私が毎日のように取り組んでいる「ある事」とは、、、

そう、「娘が受験する大学の近くの物件探し」です。
物件探しといっても「賃貸」ではありません。

結論から言うと「中古マンションを買う」と言う事です。
なぜこの結論に行き着いたのか、お話ししておきますね。
この経緯の部分が人によっては役立つかもしれません。

役立つといっても、今後、
「子供が大学を受験する時に役立つ」
という意味ではありません。

そうではなくて、
「あなたの資産管理・運用の部分の考え方で。」
と言うことです。


まず、現時点ですでに大学周辺の賃貸物件は減りつつあります。
これは当然ですよね、同じ大学を受験する方達が
どんどん空き物件を抑えているからです。

もちろん、大学生向けの物件であれば
「予約」という形が取れますので取り敢えず押さえておき、

・合格すればそのまま借りる。
・不合格ならキャンセルする。

という流れになります。


娘の合格率が50%なので、賃貸物件を他の方と同じように
「予約」すれば事足りるわけですが、問題は
「卒業までの4年間、その物件を借り続けた時に発生する家賃」
です。

4年間、いや、前もって入居し、卒業して引っ越すまでの期間
と考えるとおよそ50ヶ月のこの家賃や敷金などの合計額は、
「一切何も生まないお金」です。

もちろん、大きな意味で「娘に対する投資」という
考え方ができないわけでもありませんが、
ハッキリ言って「捨てゼニ」です。


であれば、この性質のお金は少ない方が良い。
という事になるわけですが、、、

「賃貸」ということが前提であれば、
このお金を安くする(少なくする)には
「家賃の安い物件を探す」となります。


でもそうなるとセキュリティ面での不安があります。
女の子ですし、今のご時世「オートロック」で「2階以上」は必要な条件。
するとただ安いだけ、というわけにはいきません。

そこで条件に当てはまる物件の50ヶ月分の家賃と必要経費を算出していくと、
「借りずに買った方が最終的に安く上がる、もしくは特をする場合がある」
のです。

詳細はこちらでは語れませんので
ざっくりとした説明になります。

どうしても詳細が気になる方は
セミナーなどで私と直接会った時にでも質問してください。


ここからは具体的に数字を入れてみていきましょう。
実際の金額を書くと解りづらいので、解りやすい数字で説明しますね。


例えば、


借りた場合の家賃や必要経費の合計額が1000万円だとします。

で、

買った場合の物件取得額や必要経費の合計額が1200万円だとします。

この時点では買った方が200万円多いですよね。

しかし、50ヶ月後・・・。


借りた場合は1000万円、
ただ払っただけで手元に残るお金はゼロ円。

となりますが、
買った場合は50ヶ月使った後にも物件そのものが残っています。

つまり、その後
「賃貸することも売却することも可能」
ということです。


仮に売却したとして・・・。

50ヶ月経過し、

さらにその地域の状況も変わっていて
「800万円」でしか売れなかったとします。
1200万円−800万円=(400万円の損)

ここだけ見ると、
「すごく損した!!」
ように感じるかもしれませんが、違います。

そうではなく、
「400万円で50ヶ月使った(住んだ)」

ということですから、、、

本来1000万円の捨てゼニが400万円に減ったということです。
つまり、言い換えれば、賃貸で借りるよりも
「600万円の『得』をした!」という事になるのです。

売却しなければ、それ相応の家賃で賃貸できるわけですから
その後は家賃収入(不労所得)が得られる事になります。


もちろんこれは解りやすい数字を使ったざっくりとした例で、
実際には「管理費や修繕費」を試算に加えたり、
借り入れで購入する場合はその時の金利分の差し引き、
出口戦略に問題がないか思案したり、
賃貸する場合のその後の需要などなど・・・。

様々なことを考えていく必要があるのですが、
お伝えしたい考え方そのものは伝わったのではないかと思います。

目先の損得だけで振り回されないよう、
長期的な資産の増減で考えるよう意識してください。

というお話でした。


ご参考までに。

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