ブレぬ行動の源

こんにちは、石田です。

毎日のように各地でゲリラ豪雨が発生しています。

また、本日も新たな台風が生まれまして、
もしかするとこのメールマガジンが配信される頃に
日本列島に甚大な被害をもたらしているかもしれません。

台風の進路にあたる地域の方は十分にお気を付けください。

つい先日の話ですが・・・。

山口県周防大島町で、
行方不明となっていた2歳児を発見して、
時の人となった

「スーパーボランティアの尾畠春夫さん。」

私と同じ大分県の方ですが、
今回の捜索では大変素晴らしい
結果を残されたと思います。

男児の発見直後からしばらくの間、
毎日のように尾畠さんについて
ニュース等で報じられていたので、

今回の結果だけではなく、
これまでどのような活動をされてきた方なのか？
ご存知の方も多いのではないかと思います。

その映像の中で尾畠さんは
男児を発見したあと、、

その御家族から勧められた
「お茶」や「お風呂」を
「強く」遠慮していました。

これは尾畠さんの絶対的なポリシーで
ボランティア活動の際にどのような結果を残しても
「一切の対価を受け取らない」という事らしいです。

また、

「この後一度大分へ戻り、それから今度は広島の被災地へ行く」

とのこと。

驚きです。

そして尾畠さんは、（自分のような活動を）

「やりなさいともいわないし、
　やった方がよいともいわない、
　人それぞれの『考え方』だから」

と仰っていました。

この、「考え方」というのは尾畠さんの表現ですが、
私がいつも使っている表現で言い換えた場合、
これが尾畠さんの『価値観』となります。

価値観が、重要、強力、重いものであればあるほど、人は、

「どんな障害があっても全くブレずに
　その価値観に沿った行動を起こすことが出来る」

のです。

価値観が出来上がる前には必ず、
そのベースとなる「きっかけや気付き」があります。

そのきっかけや気付きが「価値観を構築」し、
そして「感情」を動かします。

その感情が「ブレない行動を促す」というわけです。

今、あなたが何かしらの目標を定めて行動を起こしているとしましょう。
というか、このメールマガジンを見ている方であれば、
「トレードで結果を残す」という事なのかもしれません。

しかしそのトレードの最中に、

「わかっちゃいるけどできない」

「ダメだとわかっているけどついつい」

ということで躓いているとしたなら・・・。

それは、「行動がブレている」ということになります。

行動がブレるということは「価値観が弱い」、
もしくは、自分で重要な価値観と思っているけど、
「実はさほど重要ではない」という事だったりします。

「なぜ自分はできないんだ！」

と自分自身に対して腹を立てる前に、

「まずは価値観を確かめる」

事からはじめてください。

そうすると

「価値観に沿った行動がとれていない原因が見え、
　改善策を見つけることが出来る」

のです。

現状、トレードで思った結果が残せず、

「結果を残せない理由が自分で分かっている」

という方についてはこのパターンが当てはまりますので
一度照らし合わせて確認してみてはいかがでしょうか。

今回、尾畠さんの一連の報道を見ていて、

「現在の私はここまでできない」

と、正直そう思いました。

頭が下がります。

何れ私が尾畠さんと同じような価値観を持つことがあれば
その時は尾畠さんをロールモデルにしたいな。
と素直に思いました。

それではまた！

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