富とお金 2018/11/28

トレードへの成功法則活用法




こんにちは、石田です。

2018年も残すところあと1か月。
毎朝晩寒くなりましたので、風邪などひかないよう、
体調管理に気を付けながら最後を締めくくりましょう。


さて。今日は

「一般的な成功法則をトレードに当てはめる方法」

についてお話ししたいと思います。


ただし、トレードの中でもお金にまつわる部分に
絞り込んでお話ししますので、今回の内容については
以下のようなトレーダーが対象となります。

・トレード用に準備した運用資金がすぐに底をつく

・負けトレードが増えてきて、
 ふと気が付いたら運用資金があまり残っていない

・トレードスタイル(手法含め)そのものには
 自信があるのになぜか運用資金がなくなる


一見してわかると思いますが、

「リスク資金の管理がうまくいっていない方が対象」

ということですね。


逆にそれ以外の方(上記のような内容に心当たりのない方)
については、読み進める必要はないかと思います。



一般的に「成功者」と呼ばれる方は、
「何事に対しても視野が広く」目先の事だけに捉われず、
「冷静に中長期的な視点で物事を考える」思考を持っています。

最もわかりやすいのが、

「時間軸を逆算して考える思考」

ですが、例えば、

□「3年後にはAという事業を成功させる」

□「ということは1年後までに最低限Bまで
  進めておかなければ間に合わない」

□「1年後にBにするということは
  9月の時点ではCにしておく必要がある」

□「であれば3か月後にはDの状態にあるべき」

□「それなら来月までには
  Eを完成させておかないといけないから急ぐぞ!」

みたいな・・・。



普段からこのような考え方がベースになって、
当たり前のように&無意識的に

・逆算思考
・さかのぼり思考
・巻き戻し思考

を行っています。

当然ながら「資金的なリスク」についても
同様の思考で中長期的に考えて準備をしているため、
キャッシュフロー管理もそう、月末になって突然

「あ!月末支払いのお金が足りない!!」

なんてことには当然ならないわけです。


ここで最初の方に書いた、
トレーダーの「リスク資金管理の問題」
を思い出してみてください。

トレードの成功者として大成したいなら、
この一般的な成功者の

「中長期的に逆算しながら物事を考える体質」

をモデリングすべきです。

詳細については自力で学びを深めるしかありませんが、
ヒントになるフローをご紹介しておきます。


トレーダーとして正しいリスク管理を行おうと思えば、
以下の流れに沿って準備を進めてください。

1:自分がトレードに対して使用できる
  運用資金は全部でいくらか?

2:不確実なマーケットが相手。万が一の際に運用資金の中から
  「本当に失っても構わないリスク資金」はいくらなのか?

3:自分のトレード手法(トレードスタイル)の
  特性、性質を正しく理解する

4:そのうえで自分の手法の場合、どの程度の資金の浮き沈み
  (増えたり減ったり)があるのか導き出す

  (連続してこのくらい勝つこともあるが、
   連続してこのくらい負け続けることもある)

5:その資金の「沈み」が最大で(最悪の場合)どの程度
  重なるのか導き出す(最大ドローダウンの想定)

6:これらのデータをもとに逆算して
  自らのポジションボリュームを導き出す


ざっくりこんな流れです。


あとはトレードスタイルの違いから、
複数の手法を並行的に行っていれば
事前にリスク資金を案分する必要がありますし、

「自分の手法を正しく理解する」

ということ自体、正しく理解する必要もあります。


また、長期的な運用と同じ口座で短期トレードを行っている場合は
資金のバランスも取らなければならないと思います。

さらに、肝となる正しいドローダウンの導き出し方については
ここでは書けないのでそれぞれ学びを深めてください。


少しハードルが高く感じるかもしれませんが、
それくらいやらないと勝ち組1割負け組9割といわれる
厳しい世界で自分が納得できるだけのお金を残すことはできない。

と考えてください。

これらに正しく取り組めば、冒頭で書いたような
リスク資金管理の問題はまず起こりません。
思い当たる節がある方は試してみてくださいね。




それではまた!



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