富とお金 2021/07/28

システムトレードの仕組み

こんにちは、石田です。

全国的に梅雨明けですね、
これから暑い夏がやってくると同時に
台風シーズンにも突入することになります。

例年被害は拡大していますから
皆さんも十分にご注意ください。


今日は私の最も得意とする
「システムトレード」
についてお話しします。

先日家電量販店に立ち寄ったところ・・・。
「エアコン」
のコーナーに沢山の人だかりが出来ていました。

私の地元でも、ここ数日暑さが
厳しくなってきたからだと思います。


この家電量販店では、
毎年この時期になると
かなりのフロアーを使って

「エアコンや冷風機や扇風機」を
販売するわけですが、

展示数とそれらの持ち帰り分在庫を考えても
「この時期に販売するために、
 大量の仕入れをしているはず」
です。

仕入れている商品は、
価格の安いものから
高機能製品に至るまで幅広く、
デザインやサイズも豊富です。

このことから様々なニーズに
対応していますが、

これら大量の商品は不思議と
暑い季節が過ぎる頃には、
僅かな現品処分品を除いて
上手に売り切ってしまうわけです。


これは、
過去の販売実績(過去データ)をもとに、
売れ筋商品(市場のクセ)と
販売数(幅)を予測して

販売計画を立てて仕入れをしているからこそ、
最終的に利益を残すことが出来る
販売戦略の一つといえます。

もちろん、想定外の「冷夏」などがあれば、
損失をこうむることもあるかもしれませんが

長期的に継続することによって最終的に
 利益が出ているから同じことを続けている

わけです。

これほどの規模の家電量販店ですから、
当然営業戦略を立てる
優秀なチームが存在します。

つまり、販売戦略の結果が悪ければ、
「毎年同じ販売戦略は用いられない」
と言うことですね。


もう一度シンプルに
この家電量販店の販売戦略をまとめますが

「未来の予測できない不確実なマーケットに対して、
 過去のデータをベースに販売戦略を立て、
 それを継続して結果を得ている」

となります。


この行為は私が普段行っている
マーケットを対象とした投資の
「システムトレード」
と呼ばれるトレードスタイルと
まったく同じです。

システムトレードも、
決して難しいことをしているわけではなく

過去のデータをベースに
 マーケットのクセをつかみ、
 そのクセによって利益が生まれるように
 ポジションを建てる行為

を実行しているだけです。

また、冷夏によるエアコン販売不振と同じで

「場合によっては、損失をこうむることもある」

わけですが、

長期間同じスタイルを継続することによって、
 大局的に損益がプラスとなるから
 同じこと継続して行う」

のです。


システムトレードの特徴として

自分の感情を手法に反映させずに
 ルールを守り、
 淡々とトレードを行う

と言う部分がありますが、

これも「エアコン販売」とまったく同じです。

家電量販店の「エアコン&夏物家電販売担当者」は、
売り上げを上げる為に心では

「もっと熱くなれ!」

と言う感情を持っている方もいるかもしれません(笑)

しかし一個人がどんなに願っても、
その願いが通じることはありません。

ですから、気温が暑かろうが寒かろうが、
いつもと同じスタンスで
淡々と販売を継続します。

その感情によって
「通年より極端に多くの仕入れを
 行うことはしない」
のです。

システムトレーダーも同じです。

自分が買いポジションを持っているからと、
パソコンに向かってどんなに

「上がれ!暴騰しろ!」

と願ったところで通じるわけも無く、
自分の感情とはまったく別の力によって
マーケットは動き続けるわけです。

ですから

ルール変更(大量仕入れ)を行わず、
 確実にルールを守り、
 淡々とトレードを繰り返す

わけです。


投資には様々なやり方(手法やルール、スタイル)
がありますが、普段裁量判断でトレードを
している方にとっては、システムトレードは
全く異なるスタイルになるかと思います。

しかし、
今現在の結果が自分の思うようなものでない場合、

やり方を変えなければ結果は変わらない

ので、そこに該当する方、
興味があれば
システムトレードを
実践されるのも良いかもしれません。



それではまた!




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