富とお金 2019/02/01

勤務中のネットサーフィンなど言語道断だ




MNから、「従業員による勤務時間中のインターネット利用の38%は私用だ」ということを聞かされて、私は驚愕してしまった。私がコンサルティングをおこなっている企業で換算すると、7000万円の人件費を無駄遣いしていることになる。それは、4億円分の生産性にも相当するのだ。

人々はどういう場面で、仕事をしながらネットサーフィンの時間を作ることができるのだろう?そして、一体インターネット上で何をしているのだろう?

あなたがどうかは知らないが、私は仕事で机に向かっているときは他のことに気を取られたくない。時折立ち上がってストレッチをしたり、ちょっとした体操をする決まりを作って実行してはいるものの、勤務時間中にネットサーフィン(一体何のため?)をすることなど想像もできない。まるで、仕事中にテレビをつけるようなものだ。

私は仕事中は仕事だけをしていたい。私用の電話は受けることも、かけることも好きではない。Eメールも同様である。でも、実際のところ、短い私用のEメールならさほど気にならない。なぜなら、すぐに読めたり、無視したり、返信するのもあっという間にできるからだ。しかし、電話の場合はたいてい数分は取られてしまう。

私は仕事中に私的な用事は済ませないし、そんなことをする余裕などないと感じている。私は人生で何をするべきかについて多くの決めごとをしているし、具体的な目標が盛りだくさんなのである。

とにかく、従業員のコンピューター使用時間の38%がネットサーフィンに使われているなんて、絶対におかしい。一体、どのくらいの時間に相当するのだろう?1日15分だろうか、30分だろうか、いや、もっとだろうか?そんなことをしていたら、1ヶ月に丸1日分の勤務時間を無駄にしていることになるだろう。誰がその損失を埋めるのだろうか。

あなたが私的なことを職場でしているとしたら、何かが間違っている。自分の果たすべき責任を放棄しているのだ。だから、あなたが仕事以外のことをしているのなら、今すぐにやめて考えを改めたほうがいい。そんな状況で優れた仕事はできないだろうし、多くの時間を無駄にしているのだから、最善を尽くすことなど絶対にできないだろう。

あなたの私生活も大切である。しかし、それは自宅で対処すべきだ。

今一度、自分の良識を確認してほしい。もし身に覚えがあるのなら考え方を改めるか、もしくは自分の人生が惨めなつまらないもので終わることを受け入れるかだ。

マーク・M・フォード

                Presented by インベストメントカレッジ

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