習慣 2018/06/17

彼らに近づかないでください…それができればですがね


From:ダン・ケネディ

影は人間の汚さを知っている。私と同じように。

今日は日曜日ですが、意識しているかいないかはともかく、悪意を持った「友達」や家族、親戚やほかの人たちと、あなたも顔を合わせたことかと思います。

あなたに「罪悪感」を与えようとする人々もいますね。その理由は単純で、あなたのビジネスが彼らよりもうまくいっているからですよ。あなたにはやる気があり、彼らには全くないだけにも関わらず、彼らはあなたに罪悪感を抱かせお金を貸してもらおうとしたり、支払いの肩代わりや車の修理代を出してもらおうなどと考えます。そうでない場合でも、成功を何か悪いことのように思わせてあなたの気分を害そうとします。

彼らの見解だと、あなたは家族の中でたまたま「ラッキー」だっただけで、あなたが彼らよりも裕福で幸せなことはおかしいと思っています。だから、彼らはあなたのお金にたかろうとしたり、ただ単に「高い鼻をへし折ってやろう」とあなたの自尊心を傷つけようとするのですね。

どちらにしても彼らはあなたに悪意を抱いていて、あなたのことが嫌いなんですよ。もし彼らを家に迎え入れなければならないのなら、そうしてもいいでしょう。でも、あなたの心の中には踏み込まれないようにしてくださいよ。そして、あなたの配偶者の心の中にもです。(ちなみに私は気前よく援助することは奨励していますが、100%自主的な場合のみです。そして、やる気のある人だけを対象にするのが望ましいと思っています。)

あなたに「無礼な態度」を取る人もいます。それは医者をしているあなたの兄弟や彼の高慢な美人妻、またはパイプをくわえた大学教授やMBA取得者かもしれませんね。彼らはあなたが誰にも頼らず自立していることに陰で嫉妬しているのですよ。そして、あなたが起業家としておこなう奇妙で説明できない側面や、信念を持っている広告宣伝やプロモーションを見苦しくて馬鹿らしいものだと一生懸命強調しようとしているのですね。

ルーズベルト元大統領夫人は次のように言いました。「あなたの同意なしには誰もあなたに劣等感を感じさせることはできません」しかし、だからと言って彼らはやめませんよ。あなたの近所でおこなわれるホームパーティーには、他人に劣等感を与えることによって優越感に浸ろうと必死になっている中身のない人々がたくさん集まってきているかもしれません。いわゆる器が小さい人間は、他人をこきおろすことによって自分を大きく見せようとしますからね。

自分たちが最近成し遂げたことをひけらかし、他人に屈辱感を与えることに一生懸命になっている人もいます。例えば、自宅のゲーム部屋をリフォームしたとか、イタリア旅行に行ったとか、所有しているBMWにマッチする新車を買ったとか、そんな類のことですね。もしあなたがそのようなことを聞いたら、彼らは借金だらけだと思ってください。私たちとは違って、そのような見栄っ張りの人が見せびらかすものはほとんどがローンで買ったものでしょう。他人を出し抜くことが大好きな人間はまだまだ子供ですし、あなたは小さな子供とチェスやモノポリーゲームで遊んでいるようなつもりで相手に勝たしてやればいいのですよ。

成功していて謙虚な自信を持った、真に聡明な人々はそのようなゲームには全く興味を示しません。彼らはアイディアについて話すことが好きですし、同類の人とだけ仲良くしてますよ。あなたもそういう人を探して共に時間を過ごしてください。そして、そうではない残りの人々には気をつけてくださいね。

-ダン・ケネディ

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