働くことについてのさらなる社会通念
FROM:ダン・ケネディ
マーケティング戦略の話になりますが、これこそが「ビジネスにお金をつぎ込んだり、放置したままにするのではなく、そこからお金を搾り取るべきだ」と私が繰り返し話している理由なのです(私ももっと早くにこの原則を理解していたらと思いますよ)。
リンガーが「ノータッチ」と呼んでいる、手を付けていない貯蓄が十分な額に達すれば、あなたはもうお金のために働く必要はなくなります。それに、ブロディが「セーフハーバー・ポジション(安全な港)」と呼ぶような、安定した資力を確保できればあなたの仕事はもっと楽しいものになりますし、選択肢もさらに増えますよ。いつでも好きなときに辞めることもできます。
(しかし、実際に辞めることは簡単ではないですよ。義務、人間関係、あなた自身の感情、惰性など、多くの理由から驚くほど困難なものです。)
未来ではなく今すぐその状態になることを望むのなら、押さえるべき重要なポイントがいくつかあります。
ビジネス帝国を築くためには自分を犠牲にしなければいけません。帝国の建設者たちは実質的にすべてをビジネスに再投資しますが、そこから得られるものは少ないですよ。
あなたは、「これだけあれば十分」という金額を設定し、到達し、それを確保しなければいけません。
そして、収入に合わせてライフスタイルを高めてはいけませんよ。つまり、あなたが望む生活の質を落とすのです。そうすれば、あなたの目標設定金額に早く近づくことができます。より大きな家に住んで家具を揃えてみたり、高級車を乗り回したり、物欲を抑えられずにいると歯止めがきかなくなりますよ。
簡単に入ってくる収入をお望みですか?ビジネスからは得られませんよ。それは投資することで得られるものですからね。
その段階に到達するまでは仕事を続けましょう。マーケティングや起業戦略に関する知識がない、無能なビジネス経営者や圧倒的大多数の人たちと私たちのあいだには明確な違いがあります。私たちにはビジネスの種類、方法、場所、時間、だれとパートナーを組むかなど、より多くの選択肢があるのです。
例えば、ほとんどのセールスマンや専門家、ビジネス経営者は彼らの顧客やクライアントを選んだり、教育したり、コントロールすることができていません(自分たちはできると思っていますがね)。私たちなら可能ですよ。彼らとは異なる仕事を違った方法で行っていますからね。市場に価値をもたらすためにより賢明で効率が良く、レバレッジが効く方法を探ることもできます。そして、さらに報酬を上げるために私たちの専門知識や重要性を高めることもできますよ。
しかし、仕事を避けたり、働かずして収入を得ようとしてはいけません。仕事から逃れようなどバカバカしい未熟な願望は忘れることですね。仕事をしない生活に憧れを抱く価値もないし自慢にもなりませんからね。
タダで何かを手に入れようとすると様々な悲劇を招きますよ。たとえそれが一時的に上手く行ったとしてもです。普遍的な法則を無視した、道徳に反している非論理的な行為なんですからね。
ビジネスやサービスを売り込むとき、「簡単」「楽」「自動的」のような宣伝文句を使って目立たせたり、詩的表現を使うこともあります。これは正攻法なんですよ。「誇大広告」とも呼ばれていますが「明るいより明るい、白より真っ白」のように明らかにおかしな表現も容認されています。私も平均して1日3時間、年間で1000時間ほどはそういった表現を使って書いています(仕事の時間内ですよ)。しかし、このような言い回しは文字通りに解釈するものではなく、文脈や主観でその人が判断するものなのです。
あなたがビジネスやサービスを購入するときは、甘い言葉に騙されないようにしないといけません。私にも経験がある低賃金の肉体労働に比べれば、「もっと楽」な仕事はたくさんありますよ。けれど、あなたが大人で合理的思考の持ち主ならば、楽にできる仕事などはないとご存知ですよね。寝るのも楽ではないですよ。心臓と肺はしっかり働かないといけませんからね。
-ダン・ケネディ
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