戦略 2018/10/23

結婚式@奈良


From:藤岡将貴

先週の日曜、結婚式に参列しました。奈良公園にある式場での挙式でしたが、青空に公園の緑が映えて、とても気持ちのいい結婚式でした。おふたり、末長くお幸せに^^

僕が前回結婚式に出席したのは、もういつか覚えていないくらい前の話だったので、かなり久しぶりの結婚式でした。しかし、毎回思うことですが、結婚式に参列すると、「あぁ…結婚式ってやっぱいいよね」と思うんですね。あなたはどうですか?「幸せのお裾分け」なんて言葉を新郎が挨拶の中で言っていましたが、ほんと、お裾分けしてもらえました。


2つの新しい発見


今回の結婚式ですが、2つ新しい発見がありました。1つは、「人前式」という形式の結婚式だったんですが、これが僕は初めてでした。神父さんがいなくて、会場の司会が挙式を進めていって。神父さんがいる挙式の厳かな感じというよりは、笑いもあって、すごくアットホームな雰囲気でした。こんな挙式も悪くないなぁ、と。

で、もう1つの発見ですが、これは僕にとって、とても意外なことでした。今までと「目線が変わった」のを感じたんですね。どういうことかと言うと、今では、結婚式に参列すると、独身の頃は「結婚式っていいなぁ」とか「自分はどんな人と結婚するんだろう」と思ったり。結婚したあとは「やっぱ、最初の初心を忘れちゃいけないな」て思ったり。新郎新婦の立場になって、いろいろ思うことがあったんですね。

でも、今回は違ったんです。今回は、新郎新婦の父親の目線になっていたんですね。「5ヶ月のあの子がいつか結婚する時に、僕は生きていられるだろうか…」「彼が30歳で結婚したら僕は72歳…40歳だったら82歳か…82まで生きられる自信はないな…」なんてことを思ったんです。こんなことを思ったことは、これまで一度もなかったので、自分的にもちょっとした驚きでした。子を持つとこんなふうになったりするんだな…と。

で、家に帰ってから、奥さんにこのことを話したら「長生きしてもらわな困るで。死んでもうたら、わたし、遺影を持って参列せなあかんやん。」「ほんまやな。『天国にいるお父さんもきっと祝福してくれている思います』なんて。葬式みたいになってまうな。」なんて会話になって。想像したらちょっと可笑しくなってしまいました。

でも、今更ながら、改めて、子どもの人生を見届けるには、長生きしないといけないな、と感じたわけです。今の僕なら、人間ドックとか保険が売れそうです(笑)実際、子どもの学資保険と60代からもらえる年金保険に入ることにしました。あと、僕は、ここ1、2年はちょこちょこ胃がもたれるようになったんですが、嫌だけど今年も胃カメラやろう、と。


◯◯商品は売りにくい


でも、こういった、保険とか人間ドックとかって、普段はまったく興味がないですよね?保険に入ろうとか人間ドックを受けようなんてことを普段から考えている人なんて、ほとんどいません。

セールスライティングの世界では、一般的に、予防商品は売りにくい、と言われています。保険とか人間ドックは、まさに予防商品ですよね?なぜかと言うと、今は痛みを感じていないからです。「人間ドックやっておかないと、いつか大きな病気になるよ」「今のうちに保険入っておかないと、死んだ時に残された人が大変になるよ」と言われても、「たしかにそうだなぁ…」くらいには思うものの、じゃあ、一日仕事を休んで病院まで行って、数万円のお金を払ってまで人間ドックを受けるか…毎月の小遣いや貯金を減らして、何万円かのお金を保険に払うか…と言われたら…「ま、いっか」となってしまうわけです。あなたも同じだと思うんです。

こんなふうに、売りにくい予防商品ですが、どうやったら売ることができるのか?今回、僕は、未来に不安を感じたり、親として未来の子どもにしてあげられない状況に申し訳なさを感じることで、保険に入ったわけです。ということは、そういった不安や申し訳なさを、メッセージで感じさせることができれば買ってもらいやすくなる、ということですね。


ポイントは…


ポイントは、あなたのお客さんは何を恐れているか?それを正しく知ることです。以前、レスポンスの山田さんのメルマガでも取り上げられていましたが、10代の男子の飲酒運転を辞めさせた広告なんかは、まさに、その1つの例です。飲酒運転も、「いつか事故って大変なことになるよ」とどれだけ言っても、撲滅するのが難しいものです。以下に山田さんの記事を引用しますね。


”「10代の飲酒運転。広告を使って、やめさせるにはどうすればいいか?」
一般的な飲酒運転を防ぐためのアプローチは、事故を起こしたときにどれだけ悲惨な事が起きるのか。その写真や映像。体への損傷など、、、そういう恐怖を与えるメッセージを使って、行動を止めさせるという方法です。
ですが、このメッセージが全く効かない、、、どころか「そんなことにビビるのは、ヘタレだ」と感じ、逆効果になる可能性すらあるのが、10代のドライバーです。
では、10代のドライバーの飲酒運転を止めるには、どんな広告を作ればいいでしょうか?
ある天才ライターは、10代のドライバーが恐怖していることを見つけ、それをアピールすることにしました。
具体的に、広告は2枚の写真を使ったものになりました。1枚の写真は、彼女を助手席に乗せた少年が運転して、パーティへ向かう写真。もう1枚の写真。それは、パーティへ向かう車で少年が助手席に座り、運転席にいたのは、、、母親です。
母親の運転で自分の彼女が出席しているパーティーへ向かうのは、10代の少年にとってはかなり屈辱ですよね(あなたが男性なら、この気持ちわかるはず)。事故が起きることの恐怖ではなく、免許を失い屈辱を味わうことへの恐怖をアピールする広告を作ったわけです。”


こんなふうに、お客さんが不安や恐怖に感じることを正しく知って、それをビジュアル化して伝えるのが、予防商品を売る効果的な1つの方法です。今回の僕の場合でしたら、「子どもの結婚式。挙式会場にいるのは妻1人だけ。手には夫の遺影が。幸せな結婚式の場にあなただけいません。あなたは子供の人生で最高の門出を祝ってあげられません。」的な感じのビジュアルでしょうか。僕は今回、こんな絵を自分の頭の中で一瞬でイメージしてしまいました。そして、2つの保険に入りました。胃カメラも受けることにしました。僕が身を持って効果を実感した方法です(笑)もし、あなたが予防商品を販売されているのなら、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?


-藤岡将貴


【あなたはこんな間違いをしていませんか?】


・毎日夜遅くまで働いているのに売上につながらない
・会社の中で社長の自分が一番働いている
・人に任せるより自分でやった方が早い

全世界で100万人の起業家が読んだ<インターネットビジネス マニュフェスト>を書いたリッチ・シェフレン によると、これは起業家にはよくある間違いです。

どうやってこの状態を抜け出すのか?
これが【リッチ・ウェブセミナー 】のメインテーマです。
このウェブセミナーは、、、

詳しくはこちら

関連記事