富とお金 2018/11/03

「無定年時代」にあなたはどう備える?


From:藤岡将貴

先週のブログで、僕がかつて【ザ・レスポンス】のお客さん時代に受講したセールスライティング養成講座の同期メンバーと集まった、という話をしました。セールスライティングを学ぶ講座で集まったメンバーですが、今現在は、みんなそれぞれ、セールスライター、マーケッター、コンサルタントとして活躍されています。

その中のお一人が米野さん。米野さんは現在55歳。それまで33年間勤めてきた会社をお辞めになって、今年、セールスライターとして独立されました。

希望する社員全員を65歳まで雇用することを義務付ける「高年齢者雇用安定法」という法律。あなたは知っていますか?この法律に則って、8割の企業が60歳の定年後も働ける再雇用制度を導入していると言われています。それでいったら、米野さんも、あと10年はそれまで勤めてきた会社に残ることもできたわけです。でも、リミットの10年前に会社を辞めて、「定年のないセールスライターという職業を選択して独立した」というわけです。

この話を聞いて、これは、


60代以降の働き方の1つになるんじゃないか?


そう思ったんです。というのも、ちょうどこんな記事を読んだからです。

「無定年時代」。日経ビジネスの2018年10月5日号に、こんなドキッとするタイトルの記事がありました。僕も現在43歳。定年は決して遠い未来の話ではない、という感覚をここ最近持つようになりました。

この記事に限らず、ずっと前からテレビでもこんなニュースをたびたび耳にすることが増えてきました。「少子高齢化が進み…年金を受け取る年齢は先送りになり…さらに受け取る金額が激減する…」あなたも聞いたことがあるでしょう。

日経ビジネスの記事によると、約30年後の2050年くらいには、標準世帯の1カ月受給額は約17万円という試算もあるとのこと。標準世帯というのは、「夫が40年間会社員で、妻はその間専業主婦」の世帯のことらしく。17万円というのは、あくまでこの標準世帯の話であって、単身世帯の場合、他に収入がなければ月額10万円に満たない低年金で暮らすことにもなりかねないそうです。僕の場合、今から22年後の話ですが、単純に20万円に満たない収入だけで奥さんと2人で食べていけるのか…と漠然とした不安を感じてしまいます。あなたもそうじゃないですか?

しかも、食費だけじゃなくて、家賃とか光熱費もあるわけで…さらに、医療費や介護保険の自己負担が増えるのは確実、なんてニュースも聞いたりしますし。健康寿命が延びて、今や「人生100年時代」なんて言われていますが、マジで定年退職後、そこから20年とか30年も生き続けるために…


どうやったら年金以外の収入を得られるのか?


を真剣に考えないといけないかもですね…(でも、そうは言っても結局、リアルに考えるところまでは至らないんですが…^^;)

そこで「無定年時代」というわけです。実際、ここ5年は景気回復で、企業も人手不足のようで。日経ビジネスの記事によると、ある衆院議員は、”現役世代ともいえる生産年齢人口(15~64歳)は96年以降減り続けている。一方で、ここ5年は景気回復で人手不足も続いている。高齢者に働いてもらうことは日本経済には必要なこと。働き続ければ、年金の加入期間が長くなる。保険料を払う人が増えれば、年金財政に貢献する。”(日経ビジネス2018年10月5日号より)と言っているそうです。

でも、じゃあ、


それまで勤めてきた企業にずっと居続けることが理想的なのか?


と言うと、どうもそうでもないようです。多くの企業で50代に訪れるのが「役職定年」。米野さんもおっしゃっていましたが、その時点で、会社に残るのか?辞めるのか?の選択を迫られるそうです。一般的に、会社に残る道を選んだ場合、大半の社員が役職を解かれて、賃金はそれまでより3~5割減らされながらも会社に留まり続けることに。それまで技術畑で部長クラスだった人が、まったく関係のない別の部署の新人の隣の席にされて。たいした仕事は任されないから、定時のチャイムが鳴るとすぐに帰宅。同期で居酒屋で集まってはボヤく。そんな光景が実際あるそうです。

もう1つの道、会社を辞めた場合。年金だけでは老後が不安だから、交通整備、ビルの清掃などのアルバイトで、日当いくらで働く人。そのお仕事はもちろん社会として必要だとは思いますが、多くの場合、戦力・労働力としてみなされない条件で働かざるを得ないケースが少なくないのではないでしょうか?少なくとも、これまで長年積み上げてきた経験やキャリアが活かされた仕事、とは言えないのではないでしょうか?「定年退職した人材を重用しよう」という企業も中にはあるようなんですが、まだまだそれはごく一部のようです。

そんな状況で、米野さんのように、


役職定年を一つの区切りに、新しい仕事の道を選ぶ人


もいるそうです。日経ビジネスの記事で紹介されていた、ある57歳の男性は、

”年金の受給が始まる62歳まで、どう生計を立てるのか。92歳になる父親の介護もしなければいけない。月20万円の父の年金に頼り切るわけにもいかない。そこで役に立ったのが、在職中に取得した「キャリアコンサルタント」や「産業カウンセラー」の資格だった。市民講座などの講師として、毎月数万円の収入が得られる。「在職中に何年もかけて準備してきたことが、今、身を助けている。仕事を失ってから『どうしよう』では遅い」”(日経ビジネス2018年10月5日号より)

と言っていました。

さて、あなたが、”その時”を迎える時までに準備できることは、一体なんでしょうか?選択肢はたくさんあると思います。米野さんは、その中から”セールスライティング”を選びました。そして今では、セールスライターの仲間に囲まれて…「米野さん以外の人に仕事を依頼する気はない」とクライアントに信頼され…毎月、国内や海外を旅行する日々を送っています。

さて、あなたは、今後、あなたに直面するかもしれない「無定年時代」をどうやって生きていきますか?


-藤岡将貴


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