こんな予測に惑わされていませんか?
From:北岡秀紀
今日はちょっとビジネスと関係ない話から。
電子マネー使っていますか?
便利すぎて私はもう手放せません。
ユーザーからしても財布を持たなくていい利便性は大きい。
そして、税金をとりたい政府からすればお金の動きを全て把握できる電子マネーは都合がいい。
と考えれば、お金が電子化していきキャッシュレス化した社会になることは間違いないでしょう。
経済評論家でもない私が、なんでこんな話をするのか?
そして、ビジネスと関係あるのか?
実は、大アリです。
当たり前のことですが人間は未来を当てることはできません。
が、大きなトレンドとしてこうなるということはあります。
(ほぼ)確実に起こる未来というのはあります。
例えば、今回お伝えしている電子マネー化が進んでいくというのはその一例です。
あと、人口なんかもそうですね。
断言できないこと
ただし、一方で、現金主義的な文化は根強いですし、テクノロジーに対するアレルギーがある人が多いのも事実です。
なので、電子マネーがどのタイミングで多数派になるかは予測不可能です。
現金主義的な文化やアレルギーが払拭されるテクノロジーが生まれる可能性はもちろんあります。
その場合は、一瞬で電子マネーが多数派におどり出るでしょう。
一方で、そんなテクノロジーは生まれずにその手の世代の人がそもそもいなくなっていくというパターンも考えられます。
この場合は、電子マネーが多数派になるのはちょっと時間がかかります。
アメリカあたりに脅されて(?)政府が強制するというシナリオもゼロではないでしょう。
要するに、その電子マネーのマジョリティ化するタイミングはいつなのか?
それによってこうなる、なんてことを正確に予測はすることは不可能だということなんです。
もう11月も半ばです。
2019年はこうなる!みたいな話がそろそろ出てきます。
訳知り顔の専門家が出てきてそれっぽい予測を色々語ります。
が、この電子マネーの話からもわかるとおり、1年単位の短期予測なんて丁半博打でしかありません。
役に立つのは、飲み会のネタになるときくらいでしょうか。
この手の予測は利害関係者によるマーケティングであることも多いです。
その意味では、予測を学んで対応しようとするより、予測を出して仕掛ける側にどうやって回るのか?と考える方が、社長としては健全だと思います。
-北岡秀紀
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