お客さんの立場になるカンタンな方法


From:北岡秀紀

「あなたが髪の毛を切りにいく店、なんでその店を選んだのでしょうか?」
最近この質問をよくします。

よほどこだわりがある方でない限り「近所だからなんとなく」と答えます。

理容室・美容室はコンビニより多いわけですから、近所の他の店を試すこともできるはずですが…
他の店を試したことがある人すら少ない。
多くても2、3件程度。
しかも、明確な理由があるわけでなく、「そろそろココにしようかな」と決めているわけです。

さらになんでそこに通い続けているのかと聞いても、やっぱり「なんとなく」です。


その差、誰もわかりませんよね?


一方で売り手の理容師、美容師たちは自分たちのカット技術がどうたらこうたら言っていたりします。

もちろんプロ同士で比較すればそのカット技術もわかると思います。
でも、あなたが美容師でない限り目に見えてカットの上手い下手がわかるわけではありません。

まぁ、一週間くらいでスタイリングが決まらなくなるなど明確に下手な人とかはわかりますが。。。


あなたの「違い」大丈夫?


これをあなたのビジネスに置き換えてみてください。

あなたが他の会社よりも優れていると思っているところがお客さんでは気づけない微差だったりしないでしょうか?

そして、単に「いつも買っているところだから」と来ているに過ぎなければ…

どれだけリピートがあったとしても、それは脆弱な状態である、ということです。
ちょっと明確な強みをもったところ、真面目に販促をするところが現れれば、ごそっとお客さんを持っていかれる可能性もあるわけですから。

-北岡秀紀

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