春の大掃除の準備はできましたか? パート2
From:リー・ミルティア
この2週間ほど、私は自宅やオフィスの大掃除に精を出しました。
前回のメルマガでお伝えした通り、古い態度や考えを捨てて
心をオープンにし、新しいチャンスや可能性を取り入れることが重要です。
現実の生活で不要となった「もの」を処分するのもよいですね。
ヘムフィル・プロダクティビティー・インスティチュート
(ノースカロライナ州ローリー)のオーナー、
バーバラ・ヘムフィルは片付けに関しては最高のエクスパートです。
前回は
「ガラクタを処分して収入をアップさせる方法――
ストレスを減らすための3原則」パート1をお伝えしました。
今回はそのパート2です。
原則その2、「何でも保管する場所を設ける」こと。
ここで気づいてもらいたいのは、
「あるべき場所に保管する」と言っているわけではないということ。
人生は散らかるもの、ガラクタはつきものです。
問題となるのはガラクタではありません。
ガラクタを片付けたくても、どこから
手を付けていいのか分からないことが問題なのです。
一般的に人が情報を探している時間は1年間に150時間ある、
という研究があります。
新しく買ったプリンターの修理代を返してもらおうと
保証書をあちこち探して無駄にした時間。
それ以外にも、自動車の鍵や眼鏡を探す時間、
予定している休暇で使うスポーツ用品や、
母親に買っておいたものを探すために
費やした時間などもありますよね?
バーバラの原則その3です。
「持っているかどうか分からないもの、見つからないものがあったら、
それはあなたにとって価値のないものなのです。
探し物をして時間を無駄にし、時間や空間、お金やエネルギーを
消耗しているのなら、今こそ人生をシンプルにする時です。
シンプルな人生は私たちを次の行動基準へと導いてくれます」
責任も持ちすぎたら逆効果です。
クローゼットの中に、ハンガーにかかったスーツが
34着あることに気づいたら?
こう自分に問いかけてみましょう。
「実際に袖を通すスーツは何着?」
「クローゼットを占領するほどのスーツが必要かしら?」
「このスーツを着るとどんな気分?」
浮かんだ答えがネガティブなもの、罪悪感、
心地の悪さやフラストレーションを感じるものであったら、
大切に着てくれる人にスーツをあげましょう!
今スーツを着てくれる人が身近にいるのに、
将来また着る日が来るかもしれないと考えて取ってあるのなら、
それは大きなチャンスを見逃していることになるのです!
実はこうした方法には金銭的にも意味があります。
ある研究によれば、一般的に非営利団体に寄付をする人は、
法的に認められた限度をはるかに下回る額の控除しか受けていないそうです。
税額控除をすると監査が入るのではと心配されるのであれば、
It’s Deductible.comを調べてみてください。
この素晴らしいプログラムは300ドルの税額控除を保証していますし、
控除を受けられない場合は使用料の払い戻しが受けられます。
私は以前に3箱分、150ドル相当の寄付をして申告したことがあります。
このプログラムを利用したところ、1038ドルの控除となりました!
「もの」には別の問題もよくあります。
トラディショナルな雰囲気の部屋には全く調和しないアバンギャルドな花瓶。
あなたならどうしますか?
使いこなせない高価な革製のシステム手帳はどうしましょう?
親戚からの贈り物の場合、その贈り物をあなたが使うかどうか、
贈り主は気にするでしょうか?
もし気にすると思うなら、彼らを自宅に招く時にすぐ取り出せるよう
クローゼットの特別な場所にしまっておきましょう。
高価な贈り物の場合に考えたいのは、金額が高価なのか、
それとも自分にとって価値のあるものなのか、ということ。
クローゼットの中にしまって忘れ去られてしまうより
誰かにもらってもらう――
これはおかしな行為でしょうか?
がんばりましょう。
リー・ミルティア