他人に未来を決めさせていいの?
From:リー・ミルティア
さて、「ブレずに道を歩む」に戻りましょう。
実際には、誰でも意識的、あるいは無意識に、目標を設定しているものですが、
たいていの人は、皆がやっていることを自分もやらなくちゃと思って、世間一般の人と同じ目標を無意識に設定しています。
世間の流行に遅れちゃいけない、という思いで目標を設定するのです。
もし皆さんが、
普通の人と同じ服を着て、同じようなことを言って、同じような行動をする、といった生活をしているのなら、
はっきり言って、凡人ということです。
本音を言うと、私がもし誰かに凡人と言われたら、ひどい侮辱だと感じます。皆さんも、そう思ってください!
言わせていただけば、凡人になることこそ、絶対に掲げてはいけない人生の目標です。
私は、ほかの人と同じことをしたいという誘惑に駆られるときはいつでも、自分に警鐘を鳴らして、こう尋ねています。
「本当に、メディアやほかの人、映画スターやアスリートや世間の流行なんかに、自分の行動や運命や未来を決めさせていいの?」と。
その問いに私は断固として「いいえ」と答えます。それもただの「いいえ」ではなくて、「そうさせるもんか!」です。
なぜでしょうか?企業家には、ほかの人にはない企業家精神があるからです。
私達は創造者なのです。創造するために生まれたのです。
起業して、ありとあらゆる障害を乗り越えるためにこの世に生み落とされたのです。
ですから、外部の人やメディアの影響を受けて、そういったことに、自分の運命や未来を決めさせてはいけません。
群れている大衆は、考える必要のない凡人でいることを好みます。
もし、皆さんがそうしたいと思ったときには、凡人に成り下がっていることを理解して、自分の力を取り戻してください。
皆さんには、理想の人生を生きる力があります。あなたの現実、特にビジネスにおいては、皆さんがリーダーです。
皆さんは、自分自身だけでなく、スタッフを始め、商品やサービスを提供する顧客など、仕事で関係するあらゆる人に影響を与えているのです。
-リー・ミルティア